あらすじ親に決められた許嫁という関係なのに仲の悪い蛍と朝陽。親の手前、仲の良いフリを続けていただけのはずが、一緒の時間を過ごす内にいつの間にか朝陽に惹かれていることを自覚してしまった蛍は、本当の恋人同士になりたいと願うようになって…。許嫁から始まった二人の関係の結末は――!? 無自覚に両想いな許嫁ラブコメディー、最終巻! ※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
はー、仲の悪いカップルみてメシウマしてー と思って、本作を手に取りました。 なるほど。 良いとこのお家柄で、昔から決められていた許嫁がいて、 それは政治的な関係のため仲はあまり良ろしくない・・・と。 うーん、これは良いメシウマができると思っていたら、 開始3秒くらいで、仲が良くない皮をかぶったイチャラブだと気づきあわや憤死するところでした。 具体的には、お互い 「べ、べつにお前(あなた)のためにしたわけじゃないんだからね///」 の応酬である。 人混みが苦手なのに、(ふつうのカップルのようなデートがしたい)相手を思って我慢して水族館にいく男。 着物の作法が苦手だと思ったから、洋服で義母と会わせる女。 などなど。 メシウマどころ爆発である。 仲が悪いどころか、好きあっております。 でも、そうやってみると、良いラブコメであり、良いツンデレある。 拙者、恋愛偏差値「小学校低学年」レベルなので、好きな子にはちょっかいだして好意を示すような展開、嫌いじゃないのでござる。 メシウマはできませんでしたが、心は満たされました。