あらすじ

子供とだけは仲良くできる“限定コミュ症”の高校生・梨川益臣は、同じボランティア部の黄江檸檬からの強引なお誘いにより、おでかけすることに…。檸檬とのコミュニケーション に四苦八苦する梨川だったが、同じボラ部の西瓜夏紀から、突然SOSの電話が!すぐに夏紀の家にむかう2人。そこにいたのは、かわいいかわいい怪物で…!?
俺、限定コミュ症なんでっ。 1巻

【LINEマンガ大賞受賞作品】俺、普通のコミュ症じゃないんです! 子供となら仲良くできる“限定コミュ症”なんです! そんな厄介な性質を持つ高校生・梨川が、子供の面倒を見る「ボランティア部」に入部することに!? 個性豊かな部活の仲間とちびっ子たちに囲まれて、梨川は限定コミュ症を克服することができるのか!?

俺、限定コミュ症なんでっ。 2巻

子供とだけは仲良くできる“限定コミュ症”の高校生・梨川益臣は、同じボランティア部の黄江檸檬からの強引なお誘いにより、おでかけすることに…。檸檬とのコミュニケーション に四苦八苦する梨川だったが、同じボラ部の西瓜夏紀から、突然SOSの電話が!すぐに夏紀の家にむかう2人。そこにいたのは、かわいいかわいい怪物で…!?

俺、限定コミュ症なんでっ。 3巻

ボランティア部で出会った仲間のおかげで、少しずつ“コミュ症”を克服し成長していく梨川益臣(なしかわありおみ)。ボラ部で使うエプロンを買いに、みんなで買い物に出かけることに。そこで出会ったのは、中学時代に“コミュ症”の原因となった、盆子原(いちごはら)だったーー。変わりたいと強く思う梨川が盆子原にとった行動とは…!?

俺、限定コミュ症なんでっ。 4巻

子どもたちやボラ部の仲間に背中を押してもらい、無事に盆子原(いちごはら)と和解した梨川益臣(なしかわありおみ)。そんな梨川の前に、新たな試練が!! 柚木先生の計らいで、ボラ部全員で子どもフェスタに参加することに。子どもだけではなく、たくさんの大人も参加する、初めての課外活動を、梨川やボラ部のみんなはどう乗り越えるのか!? 感動の完結巻!

俺、限定コミュ症なんでっ。

世にも微笑ましい"限定コミュ症"の物語

俺、限定コミュ症なんでっ。 桐谷のば
sogor25
sogor25

「限定コミュ症」とは:人とのコミュニケーションを上手く取ることができない"コミュ症"だけど、幼稚園児くらいの子供相手であれば積極的に対話をすることができる、そんな症状のことである。障害があるということではなく、特定の相手に対してそのような症状が出る、だから"コミュ障"ではなく"コミュ症"。 そんな"限定コミュ症"な主人公の梨川益臣、彼が高校の幼児教育科という保育士になるための学科で送る日々を描いた物語。 限定コミュ症なだけに同級生とのコミュニケーションにはなかなかに苦労する梨川。それでも、舞台が幼児教育科だからなのか、彼の周りには個性が強いながらも梨川と自然と接することのできる友人が集まっている。また、子供とならコミュニケーションが取れるというだけではなく、実は保育士的な意味でも梨川がハイスペックな面を見せたりする。そういう意味で、よくある"コミュニケーションを取るのが苦手な主人公"の物語とはちょっと違う、卑屈な雰囲気の薄い、むしろ爽やかな青春感の溢れる物語。 というか、子供とハイテンションで触れ合う梨川くんが普通にカッコ可愛いのでそれだけ見てても癒やされる作品。 ちなみにタイトルと表紙からは一切わからないけど作品の舞台は神戸。ということで、全編(神戸弁寄りの)関西弁でお送りしている作品でもある。神戸弁に限らずだけど、もしかしたら標準語よりも方言のほうが、普段の会話と子供相手の時とで言葉遣いの差が小さくなっているのかもしれない、と読んでて思った。 1巻まで読了