あらすじごりごり…ぼたぼた…びちゃ…。過去に住人が死亡した事故物件に「大学が近いから」と入居した風変わりな女子大生・北川友梨。部屋では毎晩、肉を切断する謎の音が…。体がバラバラの無気力幽霊・山下との出会いをきっかけに、北川の周囲で次々と不思議な騒動が巻き起こる―。実力派お笑いユニット「ダブルブッキング」川元文太のホラー短編集を原作として、独特のネガティブな世界観そのままにコミカライズ。前代未聞の新感覚ホラー開幕!
オカルト日常ギャグ要素とサスペンスホラー要素が良い具合で面白い作品でした。 霊感がある女子大生・北川が、過去に殺人事件のあった部屋に住み始めるところから物語がはじまります。 殺人事件の被害者・山下さん(もちろん幽霊)と出会い、山下さんの失われた記憶や犯人を探していくことになります。 ポップな絵柄とギャグ要素のおかげで所謂ホラー的な恐怖は感じないのですが、逆に生きてる人間のヤバさはしっかり伝わってきます。割と寓話的なエピソードも多いです。 北川の友人の翔子だけは終始愚かで巨乳で可愛いです。 最後はSF要素まで放り込んでむちゃくちゃな終わり方だな!と思ったけどこれはこれで好きです。救いはあった方がいいので。