あらすじ合併によりメガバンクになることの無意味さを、一貫して標榜する野崎。だが行内では、生き残りの道として合併への気運が高まりクーデターの動きも…。その首謀者は野崎の腹心の部下である森島専務。元頭取の息子・京極取締役の扇動もあり、合併工作は加速するが!?
監査役としての仕事を全うして、あおぞら銀行の国有化という結果になってしまってからの二年後、頭取として、野崎修平が戻ってくるところから始まる。 前シリーズと同じように「野崎修平」の言動に共感して、協力者が増え銀行がよくなっていくという筋がメインで、その間で、沖田/京極の息子/海藤などのエピソードが入ってくる感じ。 俺の好きな京極雅彦が出そうだったが、ほとんど出番なく終わった。 海藤がシリーズが進むごとに巨大化している気がするな