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あらすじ

大好きだった近所のお兄ちゃんが、“成長しない”体で戻ってきた!? お人よしで皆に愛される福太は、子供の頃の記憶が一部欠けている。それは憧れていた葵兄ちゃんの記憶。得体の知れない喪失感を抱えた福太の前に、葵兄ちゃんが昔と変わらない姿のまま現れて――!? 失った記憶。それは思い出してはいけない過去。連載時から賛否両論! ハートフル不穏BL、謎かけ編。コミックス描き下ろしは念願のほっこり食卓が実現――? 試し読み50ページ超でじっくり読めます。
心中するまで、待っててね。(上)
大好きだった近所のお兄ちゃんが、“成長しない”体で戻ってきた!? お人よしで皆に愛される福太は、子供の頃の記憶が一部欠けている。それは憧れていた葵兄ちゃんの記憶。得体の知れない喪失感を抱えた福太の前に、葵兄ちゃんが昔と変わらない姿のまま現れて――!? 失った記憶。それは思い出してはいけない過去。連載時から賛否両論! ハートフル不穏BL、謎かけ編。コミックス描き下ろしは念願のほっこり食卓が実現――? 試し読み50ページ超でじっくり読めます。
心中するまで、待っててね。(下)【電子限定かきおろし付】
ずっと二人でいられることが、一番のハッピーエンド。年齢「不」相応の幼い体で、引っ越しを嫌がる葵兄ちゃん。見て見ぬフリをしていた違和感は、閉じ込めていた福太の記憶が蘇るとき一つの正解を導いていく…。誰もが見放したのに、たった一人だけが見つけてくれた。究極の純愛、衝撃のクライマックス。ハートフル不穏BL、回答編。コミック描き下ろし11ページ&電子限定の描き下ろしマンガ1ページも収録!
お伽話は地獄の果て、

お伽話は地獄の果て、

武の大国ヒライスには四つの魔術師団がある。王族警護の精鋭である第一魔術師団。実戦魔術部隊である第二魔術師団。魔術や魔道具の開発・研究機関である第三魔術師団。そして、それ以外の一芸ある者が集められた第四魔術師団。その中でも魔術師でありながら魔術が使えず、やりたいこともない、変わり者がレヴィだった。ただ生きてるだけの絶望しかない日々の中、レヴィが出会ったのは、死にぞこないの末王子と呼ばれる、第13王子サフィールだった。レヴィ、16歳。サフィール、6歳。運命の出会いだった!悪意だらけの王宮で、ふたりは初めて人の温もりを知り……【電子限定のおまけマンガ(1P)を巻末に収録配信!!】
可愛い先輩の飼い殺し方

可愛い先輩の飼い殺し方

「お前みたいなクソ野郎が大嫌いだ」「…僕、先輩と仲良くなりたいんです」キツイ性格ゆえ周りから恐れられている弁護士の侑哉と、そんな彼に懐いてくる大学時代の後輩(現ニート)の奏。真逆の性格の奏を初めは一方的に嫌っていた侑哉だったが、子犬のようなふるまいに少しずつ心を許し始めていた――。だけど彼には隠している顔があって――? ガチヤンデレ攻×性ワル受の愛情過多な監禁ライフ!! 《電子限定の描き下ろしページも追加収録!》
3分インスタントの沈黙

3分インスタントの沈黙

――その日、俺は義理の弟とセックスをした。女好きで軽薄な朔(さく)と女嫌いで根暗な兄の秋(あき)は、両親の再婚をきっかけに家族になった義兄弟だ。ある日、大学進学をきっかけに秋の住む家に押しかけてきた朔。朔に嫌われていると思っていた秋は、同居をきっかけに、可愛い弟との関係を修復しようと奮闘する!今も昔もずっと大事な弟…そう思っていたのに…「気持ちいいキス、してあげよっか」女の子を口説くみたいに押し倒され、秋は初めてキスで感じてしまう。禁断の義兄弟シークレットラブ!!
さよならアルファ

さよならアルファ

「運命の番」が子供だったら――? 完全無欠の生徒会長・千夏は、その有能さゆえ自分の性別をアルファだと思い込んだまま、順風満帆の人生を謳歌していた! しかし、その人生はいたいけな子供・はるかによって一変してしまう。不良に絡まれていたはるかと目が合った途端、千夏に秘められていたオメガ性が爆発。強烈な「発情」が起こってしまい――? 激あまラブラブHのコミックス描き下ろしに加え、電子限定かきおろしページを収録!
3分インスタントの沈黙

3分インスタントの沈黙

女好きで軽薄な弟の朔(さく)と、女嫌いで根暗な兄の秋(あき)。二人は両親の再婚をきっかけに家族になった義兄弟だ。ある日、大学進学をきっかけに秋の住む家に押しかけてきた朔。朔に嫌われていると思っていた秋は、同居をきっかけに、可愛い弟との関係を修復しようと奮闘する。今も昔もずっと大事な弟…そう思っていたのに…「気持ちいいキス、してあげよっか」女の子を口説くみたいに押し倒され、秋は初めてキスで感じてしまい――。◆単行本収録の描き下ろし後日談付き
心中するまで、待っててね。
これを純愛と呼ばずしてなんと呼ぶ
心中するまで、待っててね。 市梨きみ
sogor25
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子供のころの"ある記憶"を失くしてしまっている主人公の福太。人当たりのよい好青年のように見えてどこか他人に対する関心が薄いようにも見える彼の前に、その"ある記憶"に関わる、小さい頃大好きだった葵兄ちゃんが現れる。しかし福太はある違和感に気づく。福太が小学生のころ、葵は中学生。それなら今は年齢的にはアラサーのはずなのに、本人曰く「なぜか突然若返って」当時とほぼ同じ姿だったのだ。 という、若干のファンタジーっぽい導入から始まる作品。しかし、作品を読み進めていくと、ファンタジー要素は作品のただの一部分であり、それどころかそれ以外の全ての要素が物語の枝葉末節に過ぎず、福太と葵、2人の"純愛"だけが物語の中心なのだということを見せつけられる。葵が"若返った"理由にも福太がの幼少期の"ある記憶"が欠落しているのにももちろん理由があり、私なんかはその仕掛けの巧みさにも魅せられてしまうのだけど、最後まで読むとそれすらも2人の物語の前には路傍の石ほどの価値もないのだと印象付けられる。上下巻、全10話で過去と現在を繋ぎながら一気に駆け抜けていく、2人の狂的なまでの純愛の物語。 上下巻読了