あらすじ

1945年、古沢梅子14歳・古沢菊子12歳は、東京行きの汽車に乗っていた。貧乏のせいで都会に売られていく姉妹の顔は、姉の梅子はカエル醜女顔。妹の菊子は美しい顔の半分が火傷でただれ、村ではバケモノ姉妹といわれ忌み嫌われイジメられていた。そんな菊子をいつも守ってくれたのは梅子で、菊子は梅子を誰よりも慕っていた。しかし菊子を守る梅子の優しさは偽りで、顔が美しいだけで母から大事にされた菊子への復讐へのプロローグだった――。昭和を舞台に繰り広げられる、顔面格差姉妹の愛憎劇の行方は――!?
花の嘘<醜悪悲哀姉妹伝> 1巻

1945年、古沢梅子14歳・古沢菊子12歳は、東京行きの汽車に乗っていた。貧乏のせいで都会に売られていく姉妹の顔は、姉の梅子はカエル醜女顔。妹の菊子は美しい顔の半分が火傷でただれ、村ではバケモノ姉妹といわれ忌み嫌われイジメられていた。そんな菊子をいつも守ってくれたのは梅子で、菊子は梅子を誰よりも慕っていた。しかし菊子を守る梅子の優しさは偽りで、顔が美しいだけで母から大事にされた菊子への復讐へのプロローグだった――。昭和を舞台に繰り広げられる、顔面格差姉妹の愛憎劇の行方は――!?

花の嘘<醜悪悲哀姉妹伝> 2巻

母・時子とその愛人・吉太郎の企みで、東京にある醜女専用遊郭『醜楽館』に売り払われた姉・古沢梅子とその妹・菊子。花魁・お富士をはじめ、クセ者揃いの女郎たちの中でふたりは下女として働くことになるが、その中で菊子は、これまで心から慕っていた梅子が、実は自分のことを邪魔な存在としか見てなかったことにショックを受け、次第に梅子に対し憎しみを募らせていく。そんな時、お富士の逆鱗に触れたふたりは、姉妹に分かれてバトルをスタートさせるが……!? 昭和を舞台に繰り広げられる、顔面格差姉妹の愛憎劇、ついに完結――!!