あらすじ

言いたいことも言えないこんな世の中でも言いたいことを言う男、作家・山形鐘一郎。巨人、TBS、年末ジャンボ宝くじ…この男に怖いものは無いのか?いや、あるだろう、それは「美味し!」なものを食えなくなることだ!とん汁、おろしそば、スキヤキ…どれもこれも「美味し!」。「美味し!」があればそれでいいのだ!
大市民日記 1巻

作家・山形鐘一郎が世の中をぶった斬る!その対象は高級住宅地のベンツ率の高さや合コンにしか興味のない女子大生、(当時起きていた)若貴問題に、デジタル化の世の中までさまざま。しかし、話のメインは彼の豊穣なる食生活とそれを食べた時の「美味し!(うまし)」の叫び!ハクサイナベで「美味し!」、ヌカヅケで「美味し!」、ロックのビールで「美味し!」さああなたもご一緒に!「美味し!」

大市民日記 2巻

「美味しだけが人生だ」そう語るは作家、山形鐘一郎。冬季五輪で行われる競技のマイナーさをボヤき、人の命の儚さに想いを馳せ、WBCの優勝に歓喜する彼の今回の「美味し!」はカップソバに特製サンドイッチ、カキフライetc.読んでるこちらも生唾ゴクリ。さあご一緒に!「美味し!」

大市民日記 3巻

世の中のさまざまな事柄を、己の独断と偏見を持って安アパートの片隅で断じ続ける男、作家・山形鐘一郎。今回対象となるのはクールビズ、スポーツ選手のCM年収、最近の民放テレビ局、Jポップ…。そして「美味し!」はアツアツ燗と焼き松茸、あぶった油揚げ、ほうとう鍋…ああ、思わず食べて叫びたくたくなる!「美味し!」と!

大市民日記 4巻

世間が心の中で思っていてもなかなか口には出せないことをズバっと言い切れる男、作家・山形鐘一郎。亀田親子、ミス・ユニバース、ビリーズブートキャンプ…その舌鋒、鋭し!世の中をぶった斬れば、もちろん腹も減るというもの。そこで食すは納豆おじや、ヤキソバ、ブタしゃぶ…どれもこれも誠に「美味し!」いや、「激美味し!」だ!

大市民日記 5巻

言いたいことも言えないこんな世の中でも言いたいことを言う男、作家・山形鐘一郎。巨人、TBS、年末ジャンボ宝くじ…この男に怖いものは無いのか?いや、あるだろう、それは「美味し!」なものを食えなくなることだ!とん汁、おろしそば、スキヤキ…どれもこれも「美味し!」。「美味し!」があればそれでいいのだ!

大市民日記 6巻

え~っ!ここまで言っちゃうの!?言います!食べます!語ります!それが崇高な魂を持つ男、作家・山形鐘一郎(やまがた・しょういちろう)なのだ!そんな山形もいよいよ60歳に!年齢とともに食の好みも変わるものだが、今夜のビールもやっぱり「美味し!!」。タバコ論、デジタル放送、大食い番組、鮨の食べ方……相変わらず鋭い山形節も、ついに完結!山形鐘一郎よ、永遠なれ!