「てめぇらの血は何色だ――ッ」!!南斗水鳥拳が末世の荒野を切裂く!妹を奪われた復讐を果たすべく餓狼と化したその男は、「胸に七つの傷を持つ男」を捜し荒野を彷徨う…。南斗六聖拳の一人、“義”を宿星に持つ男、レイを主人公に描いた『北斗の拳』・サイドストーリー。作画はレイ同様に優雅華麗なペンさばきで知られる猫井ヤスユキが担当。知られざるレイの魅力が詰ったファン待望のコミックス第1巻!!
南斗水鳥拳・印可獲得試練に挑むレイ。一方で蠢く二つの影……。レイの過去に隠された「ユダ」「アミバ」との因縁とは!?南斗の拳に込められた知られざる継承の歴史が、今明かされる――!!
世紀末の神女・アスガルズルのエバ殺害の疑いを掛けられ、レイは潔白を証明するために動き出す。レイが疑惑の目を向けるのは、嘗て水鳥拳を学んだ……!?
餓狼の牙が、折れた!人ならざる怪物・リマを相手にレイは奥義を放つ。しかし、水鳥拳がまったく通じない……。絶対絶命の状況下に置かれたレイにさらなる危機――。闇の支配者・ロフウが遂にその姿を現し、アスガルズルに最悪の事態が訪れる!!死んだはずのロフウの出現により、サウザー等、レイを除く六聖拳の星々が緊急会議を開くのだが……!?
復讐の鬼と化したザンに囚われていたアイリ。最愛の妹を人質に捕られ、為す術のないレイ……。妹救出を引き替えに自らの命をザンに差し出そうとしたその時、“盲目の闘将”南斗白鷺拳のシュウが現れた!!一方アスガルズルでは、フリーダとリマの人間兵器コンビ“ブラザー・バーサーカー”がエバの命を奪ったロフウを打つべく立ち上がっていた。ロフウの陰謀を阻止すべく、再びレイもアスガルズルへ向かうが……!?
護るべき者たちのすべてを背負う餓狼に、“最終決戦”の時、迫る!ついに明らかとなった魔狼・ロフウの悪辣非道な過去――。師により最愛の妹・アイリを奪われたことを知ったレイは己を忘れおぞましい憎悪を剥き出しにする。サウザー、シン、シュウら南斗六聖拳、そして拳王の見守る中、蒼黒の餓狼は非道の鬼と化した師を滅するべく決死のラストバトルに挑む―――!!!
北斗の拳外伝シリーズの中で一番のお気に入り。おっぱい率が高いから…というわけではありませんよ。素直に色気のある絵も迫力ある絵も描けている完成度の高い作品として、そして北斗ファンの側からみても、レイのカッコよさを違和感なく表現してくれていると思うから、です。ケンシロウと出会う前のストーリーで、舞台はほぼアズガルドという色街限定。妹・アイリを探すことをいったん脇に置かなければならないほど重要な「義の星」の宿命である闘い、そして南斗水鳥拳伝承にまつわる過去が明らかにされています。むしろ”北斗”の男ではないことがよかったのでしょう。狂気を秘めつつ、優美で華麗、ともすれば女性的な著者なりのレイ像は、これならあり!と思わせてくれる説得力があります。
北斗の拳外伝シリーズの中で一番のお気に入り。おっぱい率が高いから…というわけではありませんよ。素直に色気のある絵も迫力ある絵も描けている完成度の高い作品として、そして北斗ファンの側からみても、レイのカッコよさを違和感なく表現してくれていると思うから、です。ケンシロウと出会う前のストーリーで、舞台はほぼアズガルドという色街限定。妹・アイリを探すことをいったん脇に置かなければならないほど重要な「義の星」の宿命である闘い、そして南斗水鳥拳伝承にまつわる過去が明らかにされています。むしろ”北斗”の男ではないことがよかったのでしょう。狂気を秘めつつ、優美で華麗、ともすれば女性的な著者なりのレイ像は、これならあり!と思わせてくれる説得力があります。