あらすじ

「ちゃんと言葉に出せたら、欲しいものをあげる」二人が付き合いだしてから、一ヵ月。ラブラブな日々を送っている――かと思いきや、圭介さんは頑なにキス以上をしたがらなかった。不安になった沙綾は、圭介さんをその気にさせるため、あれこれ作戦を立てるけれど…!?
TL漫画家(※処女)はラブシーンが描きたい~手取り足取り、教えて王子様!~01

「よく見て、感じて、覚えてください」漫画家の沙綾は、初めてティーンズラブを描くことに。けれど、彼氏いない歴=年齢(=処女)のため、エッチシーンに行き詰ってしまう。そこで、隣に越して来たイケメン王子・八尾さんを漫画のモデルにしてみたら…うっかり本人にそのことがバレてしまい…!?

TL漫画家(※処女)はラブシーンが描きたい~手取り足取り、教えて王子様!~02

「こんなに濡らして、そんな顔して…ダメじゃないだろ」イケメン王子・八尾さんを渋々アシスタントとして採用した沙綾。しかし八尾さんは“住み込み”で働くと言い出して…。昼間は八尾さんの意外な一面に振り回され、夜はじっくりラブシーンのお勉強をすることに――ドキドキ同居生活、スタート!?

TL漫画家(※処女)はラブシーンが描きたい~手取り足取り、教えて王子様!~03

「だいぶ感じやすくなってきたな」八尾さんが住み込みアシスタントになってからしばらく。彼は料理も掃除もお手の物で、沙綾はなんだかんだ快適な日々を送っていた。けれど――八尾さんは昼間、外で何をしているのか。彼自身について何も知らないことに気が付いた沙綾は、仕事中もずっと八尾さんのことが頭から離れなくて…。

TL漫画家(※処女)はラブシーンが描きたい~手取り足取り、教えて王子様!~04

「これは『仕事』じゃないから――」偶然、八尾さんの携帯へ恋人らしき女性から連絡が入っているのを見てしまった沙綾。それ以来、八尾さんが自分のことをどう思っているのか、気になって仕方がない。なんとなく顔も合わせづらくなってしまって、八尾さんからの連絡にも返信出来ずにいた。そんな沙綾の様子を心配した八尾さんは…。

TL漫画家(※処女)はラブシーンが描きたい~手取り足取り、教えて王子様!~05

「あなた、圭介のセフレでしょ」八尾さんとのすれ違いが続き、悶々とした日々を送る沙綾の元へ、とうとう”例の女性”が訪ねてきた。自分と八尾さんの曖昧な関係を思い知らされた沙綾は、耐え切れず一人家を飛び出してしまう。その後を追いかける八尾さんだったけれど――?

TL漫画家(※処女)はラブシーンが描きたい~手取り足取り、教えて王子様!~06

「それって、好きでたまらないってこと?」八尾さんとの契約を終えようとする沙綾。けれど、八尾さんにとってもすでに沙綾は”特別な存在”になっていた。沙綾に契約終了の理由を尋ねる八尾さんだったが、そこへ、八尾さんと親しげにしていた女性から一本の電話が入り…。

TL漫画家(※処女)はラブシーンが描きたい~手取り足取り、教えて王子様!~07

「ちゃんと言葉に出せたら、欲しいものをあげる」二人が付き合いだしてから、一ヵ月。ラブラブな日々を送っている――かと思いきや、圭介さんは頑なにキス以上をしたがらなかった。不安になった沙綾は、圭介さんをその気にさせるため、あれこれ作戦を立てるけれど…!?

TL漫画家(※処女)はラブシーンが描きたい~手取り足取り、教えて王子様!~08

「もう、止めてやれないからな」勇気を振り絞った”夜のお誘い”もあえなく失敗に終わってしまった沙綾。そんなある日、担当編集から水族館のチケットを譲ってもらうことに。ダメ元で圭介さんを誘ってみたら――なんとOKの返事が!? 私服姿の圭介さんに、初めは単純にときめく沙綾だったけれど……。

TL漫画家(※処女)はラブシーンが描きたい~手取り足取り、教えて王子様!~09

「さっきしたのに、ここはまだまだ足りないみたいだけど」お互いの本心をさらけ出した沙綾と圭介。遠慮がなくなった圭介の大胆な行動に、ドキドキが止まらない…!? そんなある日、圭介の忘れ物を届けるために、彼の会社へ行くことになった沙綾。途中、疲労で倒れかけた沙綾を救ったのは、圭介ではなく…?

TL漫画家(※処女)はラブシーンが描きたい~手取り足取り、教えて王子様!~10

「沙綾の全部、俺だけが独り占めしたいと思ってるよ」出版社のパーティーに出席するため、久しぶりに美容室を訪れた沙綾。そこで、先日助けてくれたイケメン男子・千晃と再会する。沙綾の漫画のファンだという千晃と、あっという間に打ち解けていくけれど…その話を聞いた圭介は気が気じゃないようで──?

TL漫画家(※処女)はラブシーンが描きたい~手取り足取り、教えて王子様!~11

「いつまで経っても反応が可愛いから、つい意地悪したくなるよ」無事パーティーを楽しんだ沙綾は、知り合いの作家と一緒に帰宅することに。しかし、その途中で怪しい男が話しかけてきて…。一方圭介は、沙綾の部屋に通っている現状について指摘を受け、将来について思いを巡らせ始める。

TL漫画家(※処女)はラブシーンが描きたい~手取り足取り、教えて王子様!~12

「沙綾に触れられなくて、我慢するのはなかなかにキツかったな」結婚のご挨拶をするべく、圭介の父親に会いにいくことになる沙綾。圭介と父親は過去に確執が生まれていたこともあり、その場はかなり緊張した雰囲気に…。けれど圭介は沙綾のために覚悟を決めて──?