あらすじ

シングルマザーの切なさと苦しさを詰め込んだ短編集。シングルマザーの紀子、彼女のいる男性との付き合いは、結婚を夢見てはいけない。子供が可愛くて仕方ないから、本当の心に蓋をして届かない幸せにもがく。紀子の幸せの入口はどこなのか。「幸せの入口」 女手ひとつで育てた息子に選んだ女性に憤る母の心を描いた「息子の結婚」 難病の舞踏病になった母の過酷な闘病を語る息子の物語「希望」
シングルマザーたち 1

シングルマザーの切なさと苦しさを詰め込んだ短編集。シングルマザーの紀子、彼女のいる男性との付き合いは、結婚を夢見てはいけない。子供が可愛くて仕方ないから、本当の心に蓋をして届かない幸せにもがく。紀子の幸せの入口はどこなのか。「幸せの入口」 女手ひとつで育てた息子に選んだ女性に憤る母の心を描いた「息子の結婚」 難病の舞踏病になった母の過酷な闘病を語る息子の物語「希望」

シングルマザーたち 2

悩み、道を模索するシングルマザーたちの行く手に幸せはあるのか。(短編集)スナック経営のシングルマザーの養母に、引き取られたまき子。縁組をした母娘が抱える複雑な想いを紐解く「養母のこころ」と、カリスマ美容師として成功し、すべてがうまくいってるはずだった美子が、ある時を堺にオセロがひっくり返るように家庭も仕事も失っていく。「あたらしい朝」不倫相手の子供を身ごもったひろ子を引き受けてくれたのは、式当日に花嫁に逃げられた夫。我が子の幸せを一番に願うひろ子の出した答えは…。「嘘を脱ぐとき」あなたに問いかける幸福のあり方、3つの珠玉のメッセージ。

シングルマザーたち 3

母親と娘、誰もがそれぞれの場所で、それぞれの想いを抱えて生きる姿を綴る珠玉の3作。小学校の修学旅行を控え、初潮のない娘を案じてとった母親のある行動が、娘との亀裂となってしまう「見えないお母さん」知的障害のある母を持つゆう子は、頼りなく恥ずかしい思い出ばかりの子供時代だった。こんな母にはならない、そう頑なに思っていたゆう子だったが・・。つたなく切ない母の愛を知る「お母さんの贈り物」はじまりは不倫だった夫との暮らし。夫の娘の憎しみを感じながら、この暮らしに後悔し始めていた杏子。しかし、夫のしまわれていた想いを知ったとき、自分の軌跡をかみしめる「本当の記念日」