あらすじ産後二度目の生理を迎え心身の状態が回復した千夏は、女性ホルモンが体に影響を与えているのではと考えるようになった。その後も調子は安定し任意入院に切り替えられた千夏は、院外外出時に立ち寄った書店で女性ホルモンやメンタルヘルスについての本を調べていく中でとある病名が目に留まる。『産褥期精神病』半ページ程度のあまりに少ない情報量に書かれていた症状は、彼女の産後そのものだった――。実体験を元に描く精神疾患の現実と家族の深い愛情を描くストーリー、感涙の完結編!!
しあわせなイメージばかり先行する妊娠出産ですが、リアルでは色んなことが母体には起こり得るんだなぁって勉強になりました。