あらすじ

軽い気持ちで1年生の愛原花織(あいはら・かおり)に傘を貸した七梨太助(しちり・たすけ)。しかし、これは運命の出会いだと思いこんだ花織は、積極的に太助の家へ遊びにやってくる。そんな花織に対して、シャオはなんだかわからないモヤモヤした気持ちを抱いていく。そして、家に泊まる気でいる花織をなんとかしようとした太助は、星神を太助の両親に化けさせて……!?
まもって守護月天!(1)

一人暮らしで寂しさを抱える少年と、ご主人様をあらゆる不幸から守る役目を持つ守護月天の美少女とのファンタジー・ラブストーリー。一人暮らしの中学2年生・七梨太助(しちり・たすけ)は、中国を旅する父親から支天輪(してんりん)という八角の輪を送られる。その輪を覗いた太助の前に、あらゆる災いをはねのける守護月天・シャオリンが現れる。そして太助は、ちょっとズレてるが心優しいシャオリンと同居することになって……!?

まもって守護月天!(2)

守護月天・シャオと彼女と対立する慶幸日天・ルーアン、そんな二人と同居する七梨太助(しちり・たすけ)は、学校に安らぎを求める。そんな時、シャオが学校に行けないと知ったルーアンは、美人女教師になって太助を誉め讃える計画を実行していく。しかし、どんな授業でもヨイショされる太助は、逆に困り果ててしまう。そんな太助を救おうとするシャオは、ルーアンとバトルを……!?

まもって守護月天!(3)

出雲(いずも)について行ったシャオを追いかけて、ルーアンが出した怪しい道具に飛ばされた七梨太助(しちり・たすけ)。帰ってきたシャオは、そんな太助を探すために真夜中に出かけていく。出雲に「太助はあなたの本当の主ではない」と言われて困惑していたシャオだったが、自分で初めて選んだご主人様が太助なのだと思い出して、太助への気持ちを強くする。そんな時に、太助がぶらさがっていた木が折れてしまい……!?

まもって守護月天!(新装版)(4)

軽い気持ちで1年生の愛原花織(あいはら・かおり)に傘を貸した七梨太助(しちり・たすけ)。しかし、これは運命の出会いだと思いこんだ花織は、積極的に太助の家へ遊びにやってくる。そんな花織に対して、シャオはなんだかわからないモヤモヤした気持ちを抱いていく。そして、家に泊まる気でいる花織をなんとかしようとした太助は、星神を太助の両親に化けさせて……!?

まもって守護月天!(新装版)(5)

七梨太助(しちり・たすけ)の忘れ物を取りに、家へと向かった星神の離珠(りしゅ)達。その途中で、元気のないシャオを気にかける離珠は、シャオを元気づけるために夕飯を作ろうと考える。本屋で会った山野辺(やまのべ)にカレーライス作りをすすめられた離珠達は、スーパーでその材料を買おうとするが、変装がバレて人間達から追いかけられてしまい……!?

まもって守護月天!(新装版)(6)

バレンタインデーに七梨太助(しちり・たすけ)へ告白しようと、他の男子生徒を巻き込みながらチョコ作りに励む愛原花織(あいはら・かおり)とルーアン。シャオが好きな太助は、そんな二人を避けるために学校を欠席するが……!?一方、皆がそわそわしている理由がわからないシャオは、山野辺(やまのべ)からバレンタインデーの意味を教えられて……!?

まもって守護月天!(新装版)(7)

寂しそうなシャオが気になる山野辺(やまのべ)は、シャオへ電話して「その年の梅雨、最初に降った雨が止むまでに、お互い同士しか口をきかなかった二人は、その夏、とんでもなく幸せになれる」という嘘の言い伝えを教える。その言い伝えを信じたシャオは、他の人と話をさせないために七梨太助(しちり・たすけ)を強引に連れ出す。そんなシャオへエールをおくる山野辺だったが、キリュウにはバレてしまい……!?

まもって守護月天!(新装版)(8)

突然、家にやってきた七梨太助(しちり・たすけ)の姉・那奈(なな)と謎の女性。ルーアンから、謎の女性の正体がシャオの母親かもしれないと教えられた太助は、その女性を「おかあさん(お義母さん)」と呼んで「ありがとう」と言われる。しかし、女性は中国の事をあまり知らず、シャオの母親ではないと知った太助は、ふとした拍子に女性が自分の母親・さゆりだと思い出す。気持ちがすれ違う太助とさゆりに、シャオは……!?

まもって守護月天!(新装版)(9)

出雲(いずも)の家での一件から様子がおかしい七梨太助(しちり・たすけ)とシャオ。そんな二人に何もできないキリュウは、太助の姉・那奈(なな)から自分を避けているのではないかと問い詰められる。その後、シャオと「変わる」ことについて話したキリュウは、自分には「変われない」理由があるのだと自覚する。試練を与えて成長させる役目を持つキリュウが抱える切ない過去とは……!?

まもって守護月天!(新装版)(10)

守護月天としての役目と自分の想いに揺れるシャオに、気持ちを告白した七梨太助(しちり・たすけ)。その時は「好き」という言葉の意味がわからなかったシャオだったが、少しずつ理解していくようになる。その後、太助とデートに出かけたシャオは、居眠りする太助に「大好きです」と告白する。そして、封印は解かれはじめて……!?まもって守護月天、ついに完結。