あらすじ

魔法少女として化物と戦うものの、武器が出せない日が続く百々。学校では「やつれた?」と聞かれるようになり日に日に老化を気にして焦っていた中、ついに武器が出た。しかし、戦いの相手はマジョロシィ。マジョロシィ同士で戦うなんて意味がないと戦いを止めようとする。気が付くとそんな戦いは終わっていて、雪乃と出かける約束をする。買い物をしていると雪乃の悪い噂が聞こえてきてーー。
あのこはマジョロシィ 1巻
百々はリボンやピンク、そういう華奢な女の子の身体に似合うかわいいものが好きだった。かわいいを安心して共有できる親友・雪乃の存在は彼にとって唯一の拠り所だったがその関係も壊れてしまう。絶望の淵にいた百々の耳に「君の願いを叶えてあげようか?この世界で戦うなら女の子にしてあげる」とささやく声が響く。
あのこはマジョロシィ(2)
「女の子にしてあげるから、かわりにこの世界で戦ってほしいの」。謎の妖精からの誘いを受け、ついに理想の身体を手に入れた百々。しかし、その代償に魔法少女・マジョロシィとして化物と戦うことに。さらに、化物から得られるキャンディを食べつづけなければ、マジョロシィは人の3倍の早さで老化してしまうという。突如向き合うことになった不可思議な世界を前に、百々は混乱する。だが、そんな中、百々が「元男性」であることを見抜いたマジョロシィ・未謳が現れて――。
あのこはマジョロシィ(3)
魔法少女として化物と戦うものの、武器が出せない日が続く百々。学校では「やつれた?」と聞かれるようになり日に日に老化を気にして焦っていた中、ついに武器が出た。しかし、戦いの相手はマジョロシィ。マジョロシィ同士で戦うなんて意味がないと戦いを止めようとする。気が付くとそんな戦いは終わっていて、雪乃と出かける約束をする。買い物をしていると雪乃の悪い噂が聞こえてきてーー。
あのこはマジョロシィ(4)
「マジョロシィの世界を終わらせるべきなんだわ」。友達の雪乃やマジョロシィのなれの果てを見た百々は、たとえこのまま女の子でいれなかったとしても、マジョロシィの世界を消滅させることを決意する。しかし伝承によれば、そのためには5人のマジョロシィの力を結集させることが必要だという。決別したマジョロシィ・未謳の助けも借りて、ついに世界をつくった張本人と対面する百々だが……。「願い」と「代償」のファンタジー、ついに完結!