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大嫌いな父親の葬式で、父の“愛人”と噂される風俗嬢・玉姫に出会った加奈。玉姫の仕事に対し「穢らわしい」と吐き捨てる加奈だったが、徐々にふたりは心を通わせてゆき――…!? 新進気鋭の作家・岬千皓が贈る、心ヒリつく少女ふたりの青春群像劇！
旅行のお金欲しさに、援助交際に手を染める少女。風俗嬢の玉姫は、少女の代わりに自分の身体を犠牲にしようとする。「私は援助交際をなくしたいんだよ」と言う玉姫の心境を理解できない加奈は――…？
アイドルグループ「ラプチャーム」のオフ会に行た加奈は、近いようで遠い高崎くんとの距離に不安を覚える。雪の降る日、「ラプチャーム」の曲を弾き語りしていると、そこに玉姫がやってきて――…？
風俗嬢・玉姫の仕事場にやって来た加奈。見られると興奮する男、女子の涎を飲むのが好きな男――…そこにいたのは性癖も性嗜好もそれぞれ違う客たちだった。アブノーマルな性の世界に、動揺する加奈は――…？
バンドの練習に遅刻して来たうっちー。加奈に怒られ、機嫌を損ねて帰ってしまう。自分のやりたい音楽が出来ず苛立つ加奈は、高崎君の家で、自分のものではないリップを見つけ――…？
バンドメンバー・みちると連絡がつかず、不安を覚えていた加奈は、玉姫をゆすっていた男たちの会話を盗み聞きしてしまう。「直接その女から 絞りつくしてやるよ」、その言葉に加奈は焦り、玉姫に会いに行き――…？
高校時代、教室で孤立していた玉姫は、女子グループと仲良くなる。初めて出来た女友達の存在を喜ぶ玉姫だったが、グループの一人に援助交際の斡旋を強いられて――…!? 玉姫の秘められた過去が今、明らかに……!!
