かつてゲンたちがドハマリしたゲーム『ワクワクガールズ』を制作したゲームプロデューサーの三上がゲンを訪ねてくる。ヒット作を出せない三上を助けるために、ゲンと谷はボテを使ってゲームを作ろうとするが…「飛び出すな!へいたん娘」、魅努川温泉の廃墟ビルを爆破解体するためには2つの片付けなくてはならない課題があるという…「2つのボトルネック」、コロナにより仕事を失っていた岡本の元に傾いた社(やしろ)を修繕する仕事が入る。しかしそれは小高い丘の上にあり、すべての道具を人力で担ぎ上げなければならない難工事だった…「技量と力量」他。
見た目は必至で生活している孫請け解体業者のゲン。世界を股にかけて活躍した爆破解体技師と言われるには技術だけではなく人情もないとやっていけない世界なのかも。爆破解体の細かい描写が描かれていてスラスラと読める作品でした。是非一度試してみては?