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家出をした恋人クライドを追って旅に出たルネは、その途中、ドイツの森の幽霊屋敷で仲間をさがすへんな妖精アルファルに出会います。ひょんなことからその妖精をつれてあるくはめになるルネ。旅は道連れ世は情けとはいうものの、なんとも奇妙な旅の始まり始まり。愛と冒険の楽しいファンタジックロマン4部作。
家出をした恋人クライドを追って旅に出たルネは、その途中、ドイツの森の幽霊屋敷で仲間をさがすへんな妖精アルファルに出会います。ひょんなことからその妖精をつれてあるくはめになるルネ。旅は道連れ世は情けとはいうものの、なんとも奇妙な旅の始まり始まり。愛と冒険の楽しいファンタジックロマン4部作。
曽根先生の作品の中でも大好きな夢いっぱいのストーリーで、ルネとアルファルと一緒にヨーロッパを旅する気分が味わえます。恋人クライドを探すため、一人で旅に出るルネの勇敢さに、海外に憧れる自分も勇気を貰えました。旅の始まりに偶然出会った妖精アルファル。彼に連れて行ってと懇願されてしぶしぶ引き受けたルネですが、旅がスムーズに進むのはアルファルが居てくれたお陰でもあります。反対にアルファルにとっても最初に見つけてくれた人間がルネでラッキーでした。相手が妖精だろうと変な先入観が全くないルネは本当に明るく素敵な女の子。ルネとアルファルはまるで長年の友達の様に気が合い、すぐに最高の旅友になります。自分もこんな旅が出来たら良いな、アルファルがいつか妖精の仲間に出会えたら良いな、なんて夢を描きながら読みました。ファンタジーが好きな人、ヨーロッパに憧れている人には特におすすめですが、曽根先生の可愛くて素敵な作品を一人でも多くの人に読んで欲しいと思います。