あらすじ桐生の野望――「常世国(とこよのくに)」があきらかに!!人間の“悪意”をかいま見た23は、人間とはなんなのか困惑していた。一方、それぞれの野望をかなえるべく行動する桐生(きりゅう)や倉田(くらた)たちも、犬神たる存在の謎に近づいてゆく――。そんな中、ひとつの村を消し去る大量殺戮(さつりく)が勃発!!史樹(ふみき)を守るため、23は渦中に飛び込むが……?
動物が戦うというテーマに対し、いろんな見方があると思う。ジャンルとしてはホラーとSF?で、かなり絵が生々しいのと相まって始めの数ページで閉じてしまう人もいるかもしれない。私はそんなことよりもかっこいい犬と少年が仲良くしている場面見たさに読んでいた。 話の大筋は寄生獣とやや似た印象だけれど、私は単に動物好きなので犬神を推したい。犬と喋りたい。 全14巻でほどよく長編なのになぜかあまり知られていないので残念。