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イキガミ(1)
国民に生命の価値を再認識させることを目的として制定された法律「国家繁栄維持法」。この法律の名のもと、1000人に1人の確率で国民に注入される特殊カプセルは、対象者が18~24歳の期間に破裂し、その者の命を奪う。そして、そんな「死」の24時間前に対象者のもとへと届く死亡予告証こそが、通称“逝き紙(イキガミ)”と呼ばれる一枚のカードである。武蔵川区の“イキガミ”配達員・藤本賢吾が、今回届ける対象者は…!?
イキガミ(2)
強い覚醒効果があるだけでなく、驚くべき延命効果までもが噂される合法ドラッグ“アテロミン”。小さな番組制作会社でディレクターの夢を追いかけるAD・勝村剛士は、激務の中でいつしかこの薬を常用するようになっていた。ある日、ついにディレクターとしての初仕事を任された勝村だが、同棲する恋人・かづさに錠剤を発見され、捨てられてしまい…。
イキガミ(3)
国繁教育の強化を訴えて、区議会議員選挙に立候補した滝本和子。そんな彼女には選挙をサポートしてくれる専業主夫の夫がいる。周りから見れば何ひとつ問題なさそうに見えるのだが、2人には4年前から部屋にこもりきりの息子がいて…。
イキガミ(4)
「子供に罪はない」と固い信念を持つ中学教師・田村宗一は、どんなにクラスが荒れようが自分の信念を貫き怒ろうとしなかった。そんな田村の態度に嫌気がさした生徒・米田みつるは、田村をクビにするべく、ある作戦を考える。それは彼の携帯電話を盗んで女子生徒の着替えを撮影し、罪をなすりつけようとするもので…。
イキガミ(5)
とある街の壁にあふれる違法落書き(グラフ)の数々。この町内で最初にグラフを始めたのは「F・K」と名乗るライターだった。圧倒的に上手いばかりか、とてつもなく描くのが速い「F・K」は、つねにマスクとゴーグルで顔を隠して正体不明。一方、そんな落書きを消して回るペンキ屋の中に、筒森塗装の三代目・幸正という少年がいて…。
イキガミ(6)
幼いころ母を亡くした和馬は、母の姉に引き取られるが、その夫から日常的に暴力を振るわれる日々。やがて青年となった和馬は、家を出てフリーターの傍らネットカフェでの寝泊まりを続けていた。そんな彼の唯一の楽しみは、同じような境遇のアカネという女性のブログを見ることだったが…。
イキガミ(7)
少年の頃から近所の写真館に通っては、子供のいない初老の店主夫婦にかわいがられて育った森沢高明。だが、将来店を継ぐ約束をした彼が上京して写真専門学校に通っている頃、カメラはデジタルが主流に。帰郷した森沢は、銀塩にこだわる店主に、真っ向からデジタル化を提案して喧嘩別れとなってしまう。結局、都会の撮影事務所に就職した森沢は、そのときの喧嘩を悔やみながら日々を忙しく過ごしていたが…。
イキガミ(8)
この国には、国家繁栄維持法という名の法律がある。そこでは、多くの人間を生かし、国を繁栄させるため、選ばれた若者をあの世へ逝かす紙・「逝き紙」が配られている――。届けられた死亡予告証。残された時間わずか1日。「生まれつき美形で、この先もイケメンとして生きていけるお前らに…僕の悲しみがわかるのか!!お前らこそ…国家に全員ブッ殺されればいいんだ!!」
イキガミ(9)
「連邦」側から弾道ミサイル一基が着弾した――!!そして、藤本は石井課長から、にわかには信じがたい噂を耳にする。それによると、国繁警察が極秘で拘束中の退廃思想者を徴兵し、支援部隊に動員しているというのだ。「それっておかしくないですか?それじゃ、この国は、なんでもありじゃないか!」この国が狂っている。この国の人々がそれを許している――なすべきことはいったいなんだ…。
イキガミ(10)
この国には、国家繁栄維持法という名の法律がある。そこでは、多くの人間を生かし、国を繁栄させるため、選ばれた若者をあの世へ逝かす紙・“逝紙(イキガミ)”が配られている――。届けられた死亡予告証。残された時間わずか1日。「こんなところには、一秒たりともいたくない。もう呼吸さえしたくない。とにかく、一刻も早く…この国から脱出してやる――」魂揺さぶる究極極限ドラマ、ここに完結!!