あらすじ

“茶の湯”の世界にすっかりハマったOL・茶々原水希と、そのシェアメイトであるフランスからの留学生・エマ。茶道文化をイチから学ぶべく、東京・日本橋の「茶論」を訪れた2人は、そこで様々なレクチャーを受け、この世界への興味がさらに深まっていく。好奇心の赴くままに足を運んだ、茶陶の美術展や、青山や銀座のギャラリー。そこで2人を待っていたのは――。 卯花墻や曜変天目など、美しい国宝も鮮烈なカラーで描写! すぐに買える、実在の和菓子も多数登場! 新感覚“茶の湯”コミック、第2巻!!
茶の湯のじかん(1)

【デジタル版限定!「ふんわりジャンプ」「ヤンジャン!」掲載時のカラーページを完全収録!!】人間関係のこじれから30歳にして転職し、契約社員として乾いた日々を過ごす茶々原水希。水希が暮らすシェアハウスに突然あらわれた、抹茶好きのフランス人・エマ。自らお茶を点てることもできる彼女の影響から、水希も少しずつ茶の世界に興味を持つようになっていく。実在のお店も多数登場! 深くて甘い、新感覚“茶の湯”コミック!! お茶と和菓子の魅力満載。

茶の湯のじかん(2)

“茶の湯”の世界にすっかりハマったOL・茶々原水希と、そのシェアメイトであるフランスからの留学生・エマ。茶道文化をイチから学ぶべく、東京・日本橋の「茶論」を訪れた2人は、そこで様々なレクチャーを受け、この世界への興味がさらに深まっていく。好奇心の赴くままに足を運んだ、茶陶の美術展や、青山や銀座のギャラリー。そこで2人を待っていたのは――。 卯花墻や曜変天目など、美しい国宝も鮮烈なカラーで描写! すぐに買える、実在の和菓子も多数登場! 新感覚“茶の湯”コミック、第2巻!!

茶の湯のじかん

この2人のやり取りをいつまでも見ていたい…!

茶の湯のじかん 早川光 pikomaro 木村宗慎
天沢聖司
天沢聖司

契約社員として日々無味乾燥な毎日を送っている主人公・ミズキは、心機一転シェアハウスに転居したことで抹茶好きのフランス人の学生・エマに出会うのですが、毎日2人で楽しそうに過ごしている姿は見ているこっちが思わずホッと和んでしまう優しさにあふれています。 2人で東京近辺(そして京都)の実在のお店やワークショップに出かけてお抹茶の世界を楽しむので、まるで自分も一緒にお出かけしているような気持ちになれます。まるで上品な街歩き番組を 見ているようなリアルさがたまりません。 自分は電子書籍で購入したのですが、何より素敵なのが白黒の紙面の中に毎話カラーのコマが挿入されていること…! いつもパッと鮮やかな和菓子や陶器が目に飛び込んで来くるので、次は何が来るのかなぁと、思わずワクワクしてしまいました。 また、もう1人の主人公エマはフランス人ですが、だからと言って「日本語お上手ですね」とか「外国人なのにすごいね」のような、外国人がよく言われるであろう鬱陶しいやり取りが一切ないところも、読んでいてすごく自然でスマートで読んでいて心地よかったです。外国人ではなく、あくまでエマという女の子を描いている感じがしてすごく好きです。 非常に残念なことに、第3巻は集英社から出版されないようで、昨年行われたクラウドファンディングも実行に至らなかったため、2巻の続きはアプリ「ヤンジャン!」のみでしか読むことができないようです…。コツコツ1話ずつ読んでいきたいと思います。 https://ynjn.jp/app/title/837