差別、純真、執着、希望…。女性を愛する女性の、苦悩の中で煌く青春。少年誌連載で大反響、愛のオムニバス8編!!
「発言とは リスクと可能性が共存している なんらかの変化をもたらす行為である」。 女を好きになった(なってしまった)女たちの、"言葉にして伝えること"について描くオムニバス。 歪んだ愛情や執着もあれば、女を好きになる瞬間のお話もあり、百合の幅が広い。特に第3話の「無題」が好き。
8篇からなる短編集の中に描かれているのは、自分の想いを相手に伝えられない女性たち。ある人は心の中で想いを叫び、ある人はまっすぐ言葉にして伝えたり、またある人は自分の想いに気付かず取り返しがつかなくなってから思い知る。そんな彼女たちのそれぞれの"愛"の物語。 登場人物の間で伝わらない分、彼女たちの想いが読者である私たちに重く圧し掛かってくる。250ページ超というボリューム以上に心にズシリとくる1冊。
20歳でデビュー!イキナリ新連載!すごい。 第1話は、かなり歪んだ片思いをしている女の子が主人公で、好意を抱いてる相手は同じクラスの女の子。同性愛です。人を疑うことを知らないような純粋な彼女を落とし入れて傷ついてる姿に興奮する主人公。あらすじだと割とよくあるストーリーですが、独特なセンス(言葉とか)を感じます。煽り文にオムニバスとありますが、第2話もこの二人の女の子の話のようなので、ここからの展開にも期待大。
「発言とは リスクと可能性が共存している なんらかの変化をもたらす行為である」。 女を好きになった(なってしまった)女たちの、"言葉にして伝えること"について描くオムニバス。 歪んだ愛情や執着もあれば、女を好きになる瞬間のお話もあり、百合の幅が広い。特に第3話の「無題」が好き。