あらすじ「俺は番を作らない それがたとえ“運命”だとしても」ただレオを守りたい、その一心で番になろうと持ちかけた伊織(いおり)だったが再び拒まれてしまう。きっぱりとした彼の態度に落ち込むも、風邪を引いているという話を聞き意を決してお見舞いに行くことに。――ところが施設を訪れると、そこには発情期を迎えたレオの濃厚なフェロモンが満ちていた。このドアを開けたら、きっと俺は俺でいられなくなる――…本能と理性のはざまで揺れる伊織の選択は…