▼第1話/ボールの伸び▼第2話/必然の球▼第3話/老いぼれの眼▼第4話/鷹の眼▼第5話/乾きの塊▼第6話/直感の判断▼第7話/横風の力▼第8話/ボールの行く先▼第9話/蛮勇と無の心●主な登場人物/沖田圭介(鹿沼CC初のプロゴルファー)、物部麗子(沖田の恋人。東京の新聞社に勤務)、杉山健三(ゴルフクラブの職人)、笠崎(沖田の先輩だが、まだ鹿沼CCの研修生)、石倉(鹿沼CCに出入りしているゴルフ好きのオヤジ)、木曽(ベテランの新聞記者)、オールド・ジョー(マスターズで沖田と共に出場している黒人の老キャディ)●あらすじ/最終日の14番ホール。負傷した左足を庇い、スタンスを狭めた沖田のティショットは、打球が低すぎて、林に捕まりそうだったが、なんとかフェアウェイにのせることが出来た。一方、単独首位を走るブラッド・オーウェンは、沖田の不可解な行動に訝りながら、自身のティショットを成功させる。残り200ヤード、沖田は2打目でドライバーを取り出して…!?(第1話)●本巻の特徴/マスターズ最終日。首位を走るブラッド、猛追するシルバー・S・ウォーレンとアベル・コスタ。最大の武器である飛距離を捨てた沖田は、彼らにどう立ち向かうのか!?残り5ホール、オーガスタの戦いが熱い!!●その他の登場人物/ブラッド・オーウェン(南アフリカ出身の怪物アマ。双子の兄)、クレッグ・オーウェン(ブラッドの双子の弟。飛距離は世界一?)、シルバー・スコット・ウォーレン(アメリカを代表する天才ゴルファー)、アベル・コスタ(ゴルフ界に彗星のごとく現れた“神の子”)
※ネタバレを含むクチコミです。