女性特有の生理現象とか体の不調についてざっくりと描かれているのかと思いきや、「月経カップ」という製品について予想外に知ることが出来た話でした。月経カップの快適さに気づき、ついでに彼氏の生理に対しての理解まで得られる主人公。深刻にならずライトな感覚で読めるので、1話完結のシリーズになったら良いのになと思いました。
実は処女なのよ、という35歳のTLマンガ家。 私は「TLってやっぱセックスなしじゃ描けないんだ」というのを初めて理解した。 正直、TLに関してはほぼ読んだ事はないし、いい印象は持っていない。(悪気はないのでご了承を) まぁ、このマンガはTLではなくてTLマンガ家が当然のようにアレって実体験?願望?って聞かれたりする日常を送ってるけど実は35歳にもなって処女だというところから、人ってどうあるべきでどうなってなきゃいけないんだっけ?という話になっていくものなので、TLは全く関係ないのですが。。 でもこれ、面白かった。割と深い話のような肯定感を得られた。すごいシンプルな話だったはずなのに妙な近さというか、リアリティもあってよかった。 さすがシモダアサミ。
女の解体新書、そのまま! カップルの女性の内面も赤裸々に書いてあるし、美人な女性がオナラをする描写もある。赤裸々で面白くて女性が読んだら私も私も〜となりそうな内容。 作者女性なんでしょうか。 女性が描く女性の漫画、包み隠さず言いたいこと言ってくれるし不満があれば漫画の中で暴れてくれるから好きです。
※ネタバレを含むクチコミです。
マンバで教えてもらって読んだ作品。 エロティクスFの作品だけあって割とストレートなんだけど、女性視点で展開していくのが面白かった。 コンセプトを統一した短編集的なものかなと思っていたがちゃんと繋がってきたりして、自分がこういうの好きなんだなと実感。 最終的なまとめ方も非常に良かった、締め括りというか。 学生編もあって、当然そっちも繋がっていてあそこで出てきたあの子の話だ!ってなる。 こちらを読み終わったら学生編もどうぞ。
漫画家ならではだなと思ったのは、原稿明けにボロボロの体で食べたものの思い出を語っている作家さんの多いこと。 殆どがエッセイですが、スエカネクミコ先生は創作でした。 衝撃的だったのは峰なゆか先生の炭水化物愛。 役に立ったのは晴川シンタ先生の蟻塚と、釣巻和先生の心太アレンジレシピ。 エッセイとして面白かったのは、石黒正数先生のラ王と多田基生先生の普段の食事が粗末すぎて美味しいラーメン食べたら脳がバグっちゃった話。 酒、肉、麺ときたら次はなんだろう。 スイーツ?
漫画ゴラクで連載してたというギャップも面白いです。女のリアルを描いたマンガは多数ありますが個人的に読んでて一番楽しかった。背伸びしてない女心がよく描けている。女性誌で連載したら反響が大きそう!漢の中の漢の漫画誌ゴラクの男性読者の感想がどんなんだったのかも気になりますね。
女性特有の生理現象とか体の不調についてざっくりと描かれているのかと思いきや、「月経カップ」という製品について予想外に知ることが出来た話でした。月経カップの快適さに気づき、ついでに彼氏の生理に対しての理解まで得られる主人公。深刻にならずライトな感覚で読めるので、1話完結のシリーズになったら良いのになと思いました。