片思いや歪んだ友情など、読んでて心が痛くなる場面もありつつ、絢斗先輩と思いがどんどん通じあっていく描写などの胸きゅん要素も沢山ありました。 後半に行くにつれて、それぞれのメインキャラクターが、しっかり成長していって(約1名よくわからん人もいるけれど)いるところも良かったです。 最後の方は若干荒削りになっていったのが残念な感じだったけれど、長さ的には読みやすかったです。
主人公の明場夏瑚(あけば かこ)には、小学校の頃からの大切な幼なじみである小沢憂奈(おざわ ういな)と田鶴森泰星(たずもり たいせい)がいました 夏瑚は泰星に密かな恋心を抱いていましたが、ある時、泰星と憂奈が付き合い始めたと知り、3人の友情を守るために夏瑚ははその恋心を胸に秘め続けることにしました。 ところが、2人が付き合うようになる過程で憂奈が泰星にある嘘をついていることが判明します。 憂奈の真意が知りたいと思った夏瑚が憂奈を問いただすのですが、それによって逆に 憂奈の裏の顔というのが見えることになり、そこから3人の関係が崩れていくことになります。 そんな中、夏瑚に近づいてきたのが学校の先輩である佐久間絢斗(さくま あやと)。 絢斗は夏瑚に「泰星のことを憂奈から奪っちゃおう」とけしかてきます。 壊れてしまった幼なじみ3人の関係はどうなってしまうのか、絢斗はなぜ夏瑚に近づいてきたのかなど、ドロドロとした関係の中に謎がたくさんちりばめられた、サスペンスとラブストーリーの融合した作品です。 1巻まで読了
片思いや歪んだ友情など、読んでて心が痛くなる場面もありつつ、絢斗先輩と思いがどんどん通じあっていく描写などの胸きゅん要素も沢山ありました。 後半に行くにつれて、それぞれのメインキャラクターが、しっかり成長していって(約1名よくわからん人もいるけれど)いるところも良かったです。 最後の方は若干荒削りになっていったのが残念な感じだったけれど、長さ的には読みやすかったです。