4人の音楽家たちは、クリスマスイブの夜に赤ん坊を拾う。4人は赤ん坊に真理と名づけ育てることを決意する。佐藤真樹先生の『月夜と音楽家シリーズ』1巻目「メリー・ゴーランド」が登場!
偶然の出会いから他校のラグビー部との交流が始まった実加子。たった10日足らずの合宿の日々は、珈琲金平糖のように甘くて苦い。表題作の他3本の作品集!
家の事情から中学卒業後に働いている裕乃は、中学時代にからかわれているところを助けてもらった先輩と再開…表題作の他、「珈琲金平糖」の続編も収録された作品集!
高校受験を控えた中学3年生の柴崎るう。受験を終え、3月になれば別れが待っている。楽しかった学校生活、ともだち、そして、大好きな尾沢先生・・・。淡い初恋物語です。表題作のほかに、「つくしんぼ つくしんぼ」「ふたりの街角」「秋風のメロディ」を収録しています。
一途に好きな人を思い続けるけなげな女の子がテーマの短編集。ずっと昔からそばにいるのに気づいてもらえない、好きな人にはもう恋人がいて告白すらできない・・・etc. そんな彼女たちの切ない気持ちをつづった作品たちは、読んでて胸が、ぎゅっと痛くなるような、懐かしいような感じがします。表題作の他に「ミスター・ブラウンのお部屋から」「星まつり」「小さな村つばめ」を収録。
寂しがり屋の女の子は、小さな頃、お気に入りのぬいぐるみが、おしゃべりをして動き出してくれたらどんなにいいんだろうと思っていました。そんな女の子が大きくなって、今は大学生。ひょんな事で、小さな人形劇団に誘われます。そこで出会う仲間たちとのお話です。表題作の他に「サマーカーニバル」を収録。夏の日の恋のお話です。
「男の人が嫌い!」な高校生の乃里。その理由の一つは、数年前、たった一人の姉が駆け落ち同然で日本を離れ、遠い異国の地で亡くなってしまった事。相手の男性のせいだと未だに不信感を抱いている。ある日の朝、一人の浪人生の青年に思わぬ形でいじわるをしてしまい、呼び出しをくらう事に! 横浜が舞台のお話です。他に、「夢みる頃は・・・」「レイン・・レイン・・」「ティーゼリーをふたつ」を収録。
手塚千鶴、高校一年生。あだ名はちーず。サラリーマンのお父さんとテキパキと家事をこなすお母さん、元気なおばあちゃん、刑事のお兄ちゃん、ガリ勉のお姉ちゃんの6人家族です。ある日むしゃくしゃして、思わず、たばこ、長髪、バイク、皮ジャンの青年に小石をぶつけてしまいます。彼の名前は、村野修一。動物好きの優しい人間と思ったのに・・・実は暴走族のリーダー!? ちーずと村野くんの恋、そして、手塚家の愛のお話です。
「あおぞら散歩道」の続編。手塚千鶴(あだなは「ちーず」)は高校二年生になり、村野修一との付き合いも順調、幸せな毎日です。しかし、村野くんが昔暴走族のリーダーだった過去を指摘し、おとしめる人間が現れ・・。二人はトラブルを乗り越えられるのでしょうか? 手塚家の人々、お父さん、お母さん、おばあちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、そして、わんこのもんたが、それぞれ二人を温かく見守っていきます。
彼氏と別れたばかりの由希・高校二年生。予感はあった。悲しくもない。でも、こんな時は、落ち葉の海岸通りを誰かと歩きたい・・。そんな由希の前に、怪しげな男達から逃げ回るサングラスの青年が飛び込んで来る! 横浜が舞台のラブストーリーです。他に「16番街のラブソング」「ジャスミン アフタヌーン」「瞳いっぱいの空」を収録。