赤ちゃんって自然に授かるものとばかり思ってた。でも本当は、卵子と精子の状態や年齢、体質、受精のタイミング…いろんなことが影響していたなんて。35歳から妊娠率が激減?不妊の原因は夫にあり?周囲のプレッシャー、治療のやめどき、驚きの体外受精法などなど、不妊治療を取り巻く様々な人間模様と実態を、最新の医療情報も交えて描く妊活ルポエッセイ! 誰もがみんな悩んでた!コウノドリを待ちわびる十人十色のものがたり。
「お前なんか、いなきゃよかったんだよ!」実の父親から出生を否定され、日々繰り返される暴力から逃れてきた児童養護施設は、美香にとって、ようやくたどり着いた安楽の地だった。ところが、施設にいられるのは高校生まで。卒業が近づく中、進学後、シェアハウスでの1人暮らしを希望する美香は、施設の若手職員、昌也に相談する。責任感の強い昌也は、職員や子供たちからの信頼も厚く、美香も「おにいちゃん」と呼んで日頃から頼りにしていた。ところが、そんな彼にはもう1つの顔が…児童養護施設を卒業した若者たちのその後の苦難を描く連載、スタート!
もう我慢できない!! あいついらなくね!? 里親家庭の子どもたちの間で不協和音!? 実の親から虐待され、由志摩家に引き取られてきた7人兄弟末っ子の4歳児、ひまりは、特殊な感受性や拘りを持ち他の子どもたちとは、明らかに違っていた。お絵かき用に貰ったクレヨンで至るところに落書きする。書斎の本を手当たり次第引っ張り出す。パソコンのデータを勝手にリセットする…など、家中を混乱に陥れるも本人は屈託のない様子。そんな奇行続きのひまりに満子は目が離せず他の子どもたちは不満を募らせる。そんな中、由志摩家一のやんちゃ坊主、秀がひまりの追い出しを企てるが… 「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた著者が描く里親シリーズ第8弾!
容姿端麗、家政婦とは思えぬ華やかさを身にまとう柳原結花。けれど、その正体は…男をも張り倒す格闘技自慢の元刑事! いつか幸せな結婚をする!と心に誓い、ハウスキーパーをしながらイイ男探しに余念がない。――ある日、結花が派遣された先は、仕事ばかりで部屋はグチャグチャなイケメンプログラマー宅。身の回りの世話をするうちに、二人の距離は徐々に縮まりイイ雰囲気に。そして、いよいよ結婚に向かってあと一歩というところで、事件が勃発して…。家政婦として派遣された先々でなぜか事件に巻き込まれる家政婦・結花が、恋に事件に奮闘する姿をコミカルに描くラブ・サスペンス。果たして、結花に念願の春は訪れるのか―!?
先生、助けてください。お父さんに殴られています。お母さんにも殴られてます。毎日、痛いです。見捨てられたSOS! 10歳の女児にとって“鬼”が君臨する家はこの世の地獄だった!! 畑山のどかは小学4年生。異常に厳格な父・健一と健一にひたすら付き従う母・佳恵の元で育てられていた。兄や姉と比べて学歴や仕事にコンプレックスを抱える健一は自らの鬱憤を晴らすかのようにのどかの成績が下がると手を上げた。時には冷水を浴びせるなど“躾”は苛烈なものだったが、怒りの矛先が自分に向かうことを恐れる佳恵は、ただ娘が痛めつけられるのを見ているだけだった。健一の暴力はエスカレートの一途を辿り、思い余ったのどかは学校の担任教師・新田に窮状を打ち明ける手紙を書くが…。「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた著者が描く里親シリーズ第5弾!
アンタは、うちの子じゃない。赤の他人よ! 継母の無情な一言が8歳の男児の心を引き裂く!! 小学2年生の沖田雄星は、両親が離婚、父と2歳年下の弟・真也と 暮らしていたが、父の再婚により新しい母・美咲を迎える。間もなく赤ちゃんが生まれるも 育児ストレスを抱える美咲は二人の養子を邪険にする。雄星が祖母と連絡を取り ランドセルを買ってもらったことで 母子の溝はさらに広がり、美咲は、父の不在時に雄星たちに暴力を振るう。美咲は、雄星の就寝中にに唾液を採取、DNA鑑定を業者に依頼した結果、雄星だけが家族全員との血縁関係を否定された。雄星は父の前妻と別の男の間にできた子供だった。これまで信じていた家族から冷たい視線を投げつけられ 弟にすらそっぽを向かれ、雄星はショックのあまり心を閉ざしてしまうが…。「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた 著者が描く里親シリーズ第3弾!
村での結婚初夜に現れたのは、愛する夫ではなく、目をぎらつかせた村の神主だった──!初夜の花嫁を村の神主が最初に交わる「初夜権」。泣きわめく幼女の足を小さく変形させ性的魅力を施す「てん足」。女性器を切除し縫い合わせる通過儀礼「女子割礼」──女に生まれたことで味わう残酷すぎる儀式に激痛と屈辱がこだまする、虐げられた女たちの壮絶な人生を描く衝撃作!
『大丈夫…貴女は美しいわ…』 いつまでも、どこまでも、美しくなるには?欲望に迷う者がたどり着く占い館。その主【小夜子】はその者の辿りたい道をすべて肯定してくれる。業の深い人間たちは、自らの足りないモノを求めて、いつしか人としての何かを見失って行く…。心が求めるキレイの代償、欲しい物の代償に、女達は戻ることのできない狂気と、底の無い自己満足の沼に嵌ってしまう。本当に醜いのはその顔か?心か? 美醜・怨み・妬み・欲望の果てを見る小夜子の水晶玉は、今日も歪んだ女たちの真の顔を映し出す。整形にまつわる、美への執着が生み出したサイコホラーシリーズ。これはいつか現実になるかも知れない…
「私はブスです」。デブでバカで自分に自信がありません。だから夫は離婚届を置いて出て行きました――。そんな“負け組”ド真ん中のさえない女は、何を思ったか夫からの慰謝料すべてを『整形手術』につぎ込んだ! 信じられない…まぶたとアゴを少しいじっただけなのに、全然違って見える! 気持ちまで変わっていく――。男たちが次々に誘ってくる。「セックスってこんなに気持ち良かったんだ!」有頂天になった女は暴走し……巻頭作品『ブスが整形を公表したら』。大ヒットした『ブスで処女な6人の女たち』の著者が新たに放つ「不倫」、「婚活」、そして「炎上」! 社会の底辺を生きるしかなくなった女たちの絶望と乱心が心に突き刺さる物語。
お前は汚い! お父さんとあんなことして!! お前は汚れものだ。一生治らない!! 実の父親から、おぞましい性的虐待を受け母親から罵倒され続ける。そんな悪夢の毎日が頭を掠めるとき8歳の少女は息ができなくなる。由志摩家に引き取られた当初は夜も眠れず過呼吸の発作に苦しむナオだったが里親家庭で、初めて人の愛情に触れクラスの友達と心を通わせることを知る。やっと訪れた人間的な日々。ところが、そんな平穏をぶち壊すかのように悪魔のような父が、ナオの前に姿を現す… 「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた著者が描く里親シリーズ第2弾!
愛する息子の突然の死――。自分を責め、苦悩に浸る日々。忘れたくても忘れられない…そんなある日母は…。ネグレクト、虐待、事故死、死産、離婚…様々な形の家族のしあわせ不全を通して親子の絆を鮮烈かつ温かに現代に問いかける、心揺さぶる感涙のストーリー。巻末に著者自らの壮絶な体験を綴った秘蔵のエッセイコミックを特別収録。
目立ったら報復される…。逆らったらイジメされる…。見て見ぬふりのイジメの標的は引っ込み思案な私。逃げ場もない毎日の中で唯一の拠り所はーー。鬱々とした高校生活を送るハルミ。先生も味方してくれず、親にも相談できずにいたけれど、。何とはなしに応募した「得意な歌」でオーディションに合格!!とんとん拍子にまさかの芸能界デビュー!?華やかな衣装に身を包み、声援を浴びるアイドルに転身!!デキ過ぎなくらいの成功劇だったけれど、この世界でもドロドロとした妬み嫉みは渦巻いていてーー。「媚びまくっちゃって…でしゃばるんじゃないわよ」度が過ぎた嫌がらせがハルミをドン底まで突き堕とす!?醜い女の争い嫉妬ストーリー開幕!!
「“花びら”の大きさがさっきと全然違うよ。もの欲しげに開いてる」人に見られたら人生終わっちゃうのに…逆らえずに痴態を晒してしまい――結婚相談所で知り合った、お金持ちの経営者の彼。見た目も良く、結婚相談所に登録しているのが不思議なほどの優良物件に、もちろん私はすぐに飛びついた。私が抱える借金の清算に目途がついた、とすら考えた。変な人だったら離婚すればいいし、借金分の慰謝料だってもらえるかもしれない。でも…私の浅はかな考えに対する報いは、即座にカラダに刻まれることになり――「このまま婚約破棄されたら困るだろ?」当然のように私のすべてを調査済の彼は、笑みの形に歪めた口でそう呟く。誰も知らない彼の危ない性癖に染め上げられていく――※以前配信されていたものと同内容なので重複購入にお気を付けください。
「私平気だった。あなたが何人の女と寝ようと…だって――」家政婦代わりの醜いブス女の狂気に染められて―― 気付けば、もう溶け合って離れられないー!?どんなことでも献身的にこなしてくれる便利な女・大崎。俺のことを好きなことを知っていたが、その醜悪な容姿から「抱こう」なんて気持ちはなく、家政婦代わりに手元に置いておいたが…、いつの間にか、大崎の思惑にハマってしまい――『切っても切れない関係 私のお肉はあなたの中に』その他、マンネリな結婚生活に悩む主婦たちの「セックス事情」を綴った『淫らなお遊び 主婦たちの日常』も収録!!切っても切り離せない肉欲に振り回される、ワケありストーリー!!※以前配信されていたものと同内容なので重複購入にお気を付けください。
画面を射抜くような双眸にとらわれて、アナタの中に眠る二面性が発芽する――人間の持つ表裏一体の感情と事象が詰め込まれたイラスト集。非日常を切り出して描かれたゴシック女性たち。高貴で高潔を象徴する女性の傍らには、それにそぐわない狂気。どこか官能的でありながら、同時に目に飛び込んでくる異常性に強く惹かれてしまう。それは、自身を構成する明と暗を自覚しているから…カラー、モノトーンそれぞれで描かれた、目に見える主線のストロークと、繊細な女性たち、包み込む空間と時間。榎本由美先生のゴシックロマンイラスト集1枚1枚に込められた物語を、アナタ自身から見える角度で味わい尽くしてください。
背中をなぞる熱い指先は、感じたことのない至福を導いてくれる――カラダの芯から甘く震える刺激は、カレ以外とじゃ得られない!?出会いは大手企業のクルーズ船でのパーティー。私はコンパニオンとして、彼は若手のエリートサラリーマンとして。私が求める「仕事も趣味もセックスも一流な男」に、まさしく彼はぴったりだった。もっとも、セックスについては一夜を共にした結果論だったけれど…。彼は生活臭のしない不思議な男性で、でも、私の積極的なアプローチに押される人間味もあって、彼となら結婚だってしたいと思わされるほどに惹かれていたのに…。「僕には行かなければならない所がある。君のことは生涯わすれない」ある日突然、彼は私の前から姿を消して、どこかへと溶けてしまい――
当時、折しも世の中はバブル経済期。その頃の私は、若さゆえ何でもできると思っていた…。これは、芋っぽい田舎娘の華麗なる転身と転落の半生の物語。都会の大学に進学した田舎者な私は、アーティスト志望のカッコイイ彼に惹かれ同棲。彼に捧げたハジメテ、彼のために働き、けれどあっけなく浮気され捨てられる。都合の良い女が弄ばれた挙句、飽きたらポイ…という話で終われば、よくあるお約束というか、テンプレになったと思うけれど、愛や気持ち良さは自分で求めるものと気づいた私は即実践・即行動!!煌びやかに着飾って誰もが羨む人生を手に入れたけど―!?性と愛に、したたかに食いつく女の半生、そして未来とは――
「今の愛に生きたいの。今だけでいい…愛する人といたいの」政治利用される諦念の美女が、ヤクザの男と惹かれ合い、悲恋の物語を紡いでいく――出会ったのは早咲きの桜が淡色に咲き乱れている季節。男は、地域一帯を取り仕切っている組長。女は、現役大臣との婚姻を控えた議員の娘。生きる世界の違い、身分違いのふたりは運命に導かれるように求め合った。愛を寸分も理解できなかった組長の男は、不器用に恋を知り、政略結婚をさせられる議員の娘も、最初で最後の愛に溺れていき――「離ればなれになろうと、どうなろうと、生涯お前だけだ」心身ともに最愛の恋人を刻みつけていくふたりだったが…。
マリー・アントワネットよりも前の18世紀のベルサイユで王の愛人として、影の宰相としてフランスを牛耳ったポンパドール夫人の愛と波乱の人生!
背伸びして見栄を張って、嘘をついてでも華やかな自分を演じたいー…誰しもが持つ、人知れず抱えた闇がある日突然、牙を剥き襲いかかってくる――惨めで嗤い者にされる処女で喪女な私がキラキラホストに人生まるごと作り替えられちゃう!?…『ホストに魔法をかけられた女 ~お金で買った1ヵ月だけの恋~』カラダを使って家を渡り歩く年下彼を捨て猫みたいに拾った独り身の私との秘密の関係…『私のかわいい「猫系男子」~年下彼との情事~』異性に対して異常な潔癖を持つ私。一生、普通の恋愛なんてできないと思っていたけれどーー…『抱かれるのが怖い ~初オンナの性活~』いじめられっ娘が人気アイドルに華麗に転身!!でも、煌びやかな舞台にも深い闇が存在していて…『イジメをうけたけどアイドルになりました!!』他人からの不躾な採点基準に苦しめられる、生きづらい世の中で、自分だけの幸せを掴むことはできるのか。榎本由美先生の描く、人生の岐路に立たされたヒロインたちの転身ストーリー豪華4作品!!
『こうして私たちは、「家」という檻に閉じ込められた…』 今日のパンデミックに世間は戸惑い、今まで正常に回っていた日常はあっという間に変わってしまった。今まで普通に暮らしていた主婦たちに起きた変化…。夫・子供らには、それぞれの場所があるに、私には無い…。外出自粛により生まれたリモート社会のストレスで起きる「DV」「アルコール依存」「不和と不倫」… 崩れる日常の中、ぽっかりと開いた心の落とし穴は、主婦たちを地獄に追いやってゆく! 不安定なこの生活の中で、すぐ隣で起きている問題とは!?――リアルな衝撃オムニバスシリーズ!
「男なんて嫌い。汚くて。欲望から逃げられなくて」じゃあ女は…私は汚くないって言える…?深層心理に抑圧された欲求を解き放って―異性に対して異様な潔癖な私。幼少期に記憶に刻まれた父親が影響しているのだろうけど、とてもじゃないけれど、世間で普通にされている男女のキスや、『そういうこと』なんて…考えただけでも悪寒すらしてくる。きっと普通の恋愛なんて私には生涯無理なんだろうな。夢にまで見てしまう「畏怖の観念」が今日も私を襲ってくる。無意識下に抑えつけられたインモラルへの拒絶と欲求を抱えたまま生きていくはずだったのに――
「300万あります…これで…私を女にしてくださいーー」遊び方のひとつも知らない地味な私が縋ったのは…歌舞伎町のホストで―!?地味喪女の私は奥手で男性経験も…もちろん無しのアラサ―大学生時代の初カレからのトラウマを抱えたまま、気づけば5年の歳月が経っていた。今だに処女の私は仕事人間として、会社と自宅とを往復するだけの毎日だったけれど…元凶の元カレから「結婚式」に招待されてしまい――「あの時」みたいに私をダシに、みんなの前で笑い者にするのはわかりきっている。だから、無駄に溜まったお金を使った上で処女を捨てるなんてことを考えてみたり――相手は…新宿のホストなんてどうだろうか。どこか自棄になった思考力のまま、札束を差し出し…「貴女と付き合えばいいんですね?その話、受けましょう」過去に縛られたアラサー処女の、大逆転劇が始まって――!?
私はその日、猫を拾うように年下の彼を拾った――独身三十路オンナと気分屋の放浪彼との切なくも優しいラブストーリー。独り身を親に心配される毎日を送る、32歳・まり。マンションを譲り受け、管理人として生計が立てられてしまっているゆえ、出会いもなく寂しい生活だったのだけれど…ある日、冷たい雨が降りしきる中で、寒さに震えるカレを見つけて――行く宛てのない捨て猫状態のカレを家に入れたのがすべての始まりだった。「ぼくを拾ってくれた女の人はみんなこうするよ?」生きていくための処世術なのか、端正なカラダが私に覆いかぶさってきて―!?なし崩し的な同居生活に流されつつも胸のトキメキを覚えるまりだったが、彼の年齢、気分屋なところ、親から強制されるお見合い…障害が多すぎて――