へっぽこ奇術師の与助が出会ったのは身体をバラバラにできる「飛頭蛮」の少年。どこか虚ろな雰囲気を持った少年に与助は明るく接し、彼が「こころ」を欲しているのだと看破する。1話の最後の描写から、少年は恐らく人間に暗殺者として使われていたんじゃないだろうかと予想されるが、彼が「こころ」に触れたとき何が起こるのだろうと想像させられた。
父子家庭で育った主人公のみこと。父親の再婚で、4人兄姉弟となる。 その後、父は亡くなり、、母は、カメラマンで海外を飛び回っているので、4人暮らし。 みこととは、救急救命士。 手を合わせるとその人が助かるかどうかわかる特殊な能力がある。 そのため、救急車の中で、その人が今後どうなるか分かってしまう。そして、本当にそうなるか病院に確認に行くとそれは、はずれていないので、その能力を確信するのである。 そして、家族の中にも残り1年の寿命であることが分かってしまった人がいる。 大切な家族、幸せになってもらいたい、・・・。 知ってしまったからこそ苦しい。 ページをめくった途端に涙があふれてきます。 ぜひ、お勧めしたい作品です。
※ネタバレを含むクチコミです。
第一話の冒頭からいきなり主要キャラ3人が江戸から現代へタイムスリップします。一気に3人も?って感じで驚きましたが、これがキャラによって現代への順応スピードが違って面白いんです。 まずは主人公の花魁・仙夏さん。仙夏さんはクセの強い新人としてコンビニでバイトしたり順応度はまずまず。でも重要なシーンで決めてくれるのはやっぱり仙夏さんの手練手管な花魁の人を魅了するテクニックなので流石です。 次は女郎部屋の小間使いだった平吉ですね。平吉はずっと江戸が抜けず職質されまくりです。だんだん現代に慣れて乗り鉄やらメイドカフェやらオタクとしての才能が開花するのが面白かったです。 最後が新人遊女の寿乃です。現代への順応スピードが異常に速いです。公式のキャラ紹介でも「アグレシッブ」って書かれてました。都会の絵の具に染まっていく様子が痛快です。 全1巻として完結した後に続編が決定したようで、何事もなかったかのように2巻でもう一度タイムスリップしているのも面白かったです。
「最後だとわかっていたなら」読んでみよう。 “そばにある宝物を大切に大切にできたら きっと、一生「幸せ」だよ” 心がサクサク荒れてきたら、また読みたい。
お試しで1巻が無料で読めました。 描写やストーリー展開が工夫されていて、 『えっそーなの?』とびっくりしながらどんどんストーリーに引き込まれていく感じ。 切なくて苦しくなるけれど、先が気になりすぎるので、2,3巻も読みたい。 絵も、登場人物の描写も繊細で素敵です。
まず絵を見て作者はいくえみ綾だと思ってた。姉妹で描いてる方だそうな。 「泣きたいあなたにこのマンガを薦めます」という帯文句の通り、感動して泣きたい人には良いです。登場人物全員いい奴だし、少女漫画の理想設定が盛り込まれているなぁと。低刺激で年配にもウケが良さそう。 救急救命士・警備員・高校生。制服フェチ的にもナイスな漫画だと言えます。
へっぽこ奇術師の与助が出会ったのは身体をバラバラにできる「飛頭蛮」の少年。どこか虚ろな雰囲気を持った少年に与助は明るく接し、彼が「こころ」を欲しているのだと看破する。1話の最後の描写から、少年は恐らく人間に暗殺者として使われていたんじゃないだろうかと予想されるが、彼が「こころ」に触れたとき何が起こるのだろうと想像させられた。