仕事をバリバリ頑張っていて仕事が生きがいだと思っていても、やっぱり結婚はしたいのが女性。30歳を前にして、彼氏がいない。こんな状況になると諦めてしまいそうになるけど、そんな状態でも楽しんで生きる主人公がたくましいです。 同棲じゃなくて同居と言い張っている主人公が可愛いです。かっこよく仕事をしているからこそのギャップですね。 家事能力高い男子と付き合うと、なんとなく大丈夫かなあと思ってしまうのもすごくわかります。主人公と同じく、魚の三枚おろしできないので、練習しようと思いました。
小さな島の役所で働く穂高大志、44歳。一級建築士でありながら現在は土木課に勤務しており、一人暮らしの家事も完璧にこなす。どうも過去に何か秘密があり、建築事務所を辞めたのにも理由がありそうなんだけど、淡白な振る舞いからあまり考えの底が見えない人物。 そして突然孤島に現れた女性、嶋燈子、28歳無職。私有地にテントを張って居座り、「ここに家を1人で1から建てる」と嘯く。どうやらそのために会社も辞めてきたらしいけど、貯金自体はしっかりとあり、冗談で言っているわけではない様子。 という全然違う意味で掴みどころのない2人が出会い、燈子の"家を建てる"という目的のために距離感を近づけたり遠ざけたりしながら進んでいくラブストーリー。 端から見れば掴みどころのないキャラクターの2人なのに、物語が進むごとにモノローグでお互いの心の中が描写されて、何を考えているのか、過去にどういう秘密があったのかが徐々に明かされていく感じが新鮮で面白い。今のところは奔放な燈子に当てられてなのか穂高のほうが心を徐々に開いていっている感じがあるのだけど、1巻の終わり方を見るとまだまだ大きく物語が動いていきそうであり、また穂高・燈子それぞれの過去について完全に明かされたわけではないので、ここからどう進んでいくのか楽しみな作品。 1巻まで読了
仕事をバリバリ頑張っていて仕事が生きがいだと思っていても、やっぱり結婚はしたいのが女性。30歳を前にして、彼氏がいない。こんな状況になると諦めてしまいそうになるけど、そんな状態でも楽しんで生きる主人公がたくましいです。 同棲じゃなくて同居と言い張っている主人公が可愛いです。かっこよく仕事をしているからこそのギャップですね。 家事能力高い男子と付き合うと、なんとなく大丈夫かなあと思ってしまうのもすごくわかります。主人公と同じく、魚の三枚おろしできないので、練習しようと思いました。