フィール・ヤング | 初単行本『あれがいいこれがいい』発売記念インタビュー!
Feelyoung
2011年にフィール・ヤングでデビューした の初単行本『あれがいいこれがいい』 が発売されました! それを記念して、謎多き新人・いがわ先生にインタビューを敢行。 お話づくりの舞台裏をレッツ覗き見! 定価980円 編集部(以下、編):初単行本おめでとうございます! まずは一言。 いがわ:初めましていがわです-。 編:よろしくお願いします!ではさっそく。この作品が生まれたきっかけは? いがわ:高校生を描きたいなあ......と思っていて。 イダシン&ぷりん&アマの帰り道。楽しげなひととき。 編:12Pの短編「あれがいい」と続編「これがいい」がシリーズ化したのですが、いがわ:モデルはいないのですが、いがわ:人物ではぷりんとイオアンナが気に入っています。 あれこれ以外のエピソードは最初から考えていたのですか? いがわ:全く考えていませんでした。 「これがいい」が終わったあとに焦って考えました。 編:人物、エピソードのモデルはいますか? 途中から天野美和が麒麟の田村に見えてきて、 作画中ときどき思い出してしまうことがありました。 編:それは大変でしたね...。 『あれがいいこれがいい』の中でお気に入りの人物・シーン・セリフなどありますか? あとこれはシーンではないのですが、予告カットのイダシンが気に入っています。 したたか女子・イオアンナ。 イダシン目線の「どれがいい」1の予告カット。 いがわ:楽しくて辛かったのが「これがいい」です。 編:描いていて楽しかった、また辛かったお話はありますか? あの話で終わらせようと思っていたので、絞り出して描きました。 スイ目線の「これがいい」の一幕。「あれがいい」「これがいい」は、いがわ: それぞれが独立した短編でありながら前後編でもあるのです。 編:登場人物の裏設定、エピソードなどあればこっそり教えてください! ①イオアンナがワンデーアキュビューディファインを愛用している設定がありました。 おめめくろぐろ。 ②イダシンは自分探しの旅に出て行方不明という設定がありました。 そんな裏設定が...! ③当初スイは 体の改造が好きで性に貪欲な女 という設定がありました。 とりあえず処女ではないらしいスイ。彼女の実際の恋愛遍歴は...? ④ぷりんはこの先もずっとプリンヘアーです。 だそうです。 ⑤天野美和は 馬面です。 いがわ先生、それ裏設定じゃないです。 知ってます。 いがわ:妖しい色のライトで撮ろうとしたら失敗しました......
これはラブコメなのか……!? 複雑な家族関係を深追いしすぎず、兄たちからの愛情も受け取りすぎず、コミカルだけど淡々と進んでいく物語。 母とペットの亀を亡くし1人で生きてきたちぇみちゃんは、イケメンで曲者揃いの3兄弟よりずっと大人でかっこいいです。 1人で生きることを覚悟してたのに突然家族ができて、淡い恋心を抱いたタイミングで梯子を外されて、性悪女・懐知に虐められ……ちぇみちゃんはなかなかに残酷な目にあっているのですが、淡々と粛々としかも割と楽しそうです。 手放しで喜べる大ハッピーエンドは最後までやってこないけど、ちぇみちゃんならどんな状況でも強く楽しく生きていくことでしょう。 キャラクターそれぞれの過去や人となりをもっと深く知りたくなったのでスピンオフとかエピソード0が読みたい。