「俺の恋人になってほしい」詩織は平日はOL、週末は家事代行のスタッフとして働いている。ある日、顧客であるクールなイケメン社長・二階堂から突然の告白!――実は望まぬ見合いを避けるための【契約彼女】役を頼まれただけだった。やむなく引き受けたものの、まるで本物の恋人同士のようなエスコートに甘い誘惑……週末限定の偽恋愛のはずなのに!?
セリーヌ川の橋でアナは震えていた。困窮する国と父王のため、何も知らない異国の王に嫁がなければならない…。自分の立場はわかっている。けれど、もう二度とあんな思いはしたくない! 婚約指輪を投げ捨てようとしたアナを、精悍な顔立ちの男性が止める。パパラッチにも見つかり、アナはとっさに目の前にいる男性にキスをした。政略結婚から逃れるためには、スキャンダルを起こすしかない。まさかその男性が、アナと結婚するはずだった王の弟、ザヒールとも知らず…!?
週末限定のニセの恋人はいつしかホンモノに!?平日はOL、週末は家事代行スタッフとして働く詩織にとって、イケメン社長・二階堂一哉はただの顧客の一人だ。ところがある日突然「婚約者になってほしい」と告白されて大混乱! 話を聞くと、見合いを破談にするための偽の恋人役をしてほしい、ということだった。やむなく引き受けるが、本物の恋人同士のようなエスコートに甘い誘惑…愛されていると勘違いしそうで…。
都心に近いながらも歴史ある街に暮らす老舗酒蔵の娘 保月芽衣は、大人になっても地元の神社の神職・霜村賢人ら幼なじみたちとずっと旧交を温めていた。そんな仲間が集まる神社の例大祭のさ中、死者の姿が見えてしまう力を持った彼女は、不審な人影を見てしまう――(36P)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー Vol.24に収録されています。重複購入にご注意ください。)
学校の席替えで「幽霊席」と呼ばれるいわくつきの席を引いてしまった葉月は、たまたま病欠していた渋谷と勝手に席を交換してしまう。後ろめたさから、葉月は渋谷のことが気になって、日ごろからおどおどした態度をとる渋谷を折に触れいじめるようになり――!?(17P)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー増刊 戦戦恐恐 Vol.5に収録されています。重複購入にご注意ください。)
そろそろ彼氏の卓と初体験を…そう思っていた高校生の杏里は、ある日、卓の実家で、ある人形と出会う。一昨年亡くなったという卓の妹として母親が扱うその美しい人形は、どこか不気味で、杏里をずっと見ている気がするのだが――!?(36P)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー増刊 戦戦恐恐 Vol.4に収録されています。重複購入にご注意ください。)
かけだしの女優・九条かえでは、初めての映画の仕事に張り切るも、思うように成果が出せずにいた。どれだけ頑張っても誰の目にも留まらないことに苛立ちをおぼえたかえでは、腹いせにスタジオに「出る」と噂されていた“霊”を利用してイタズラを企てるが――!?(21P)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー増刊 奇奇怪怪 Vol.4に収録されています。重複購入にご注意ください。)
ユーリアは不安に震えていた。ある日突然、王女だと知らされ、ヘレニア王国に来た彼女は、環境の変化に加え、政敵から結婚を迫られているのだ。そんな時、ずっと想い続けているトビーが来てくれることに。でもこの恋心を彼に気づかれてはダメ。私は妹のような存在でしかないのだから。だが彼は、到着後間もなくユーリアの唇を奪った!いったいどういうつもり!?それに花嫁候補として狙われる私に近づいたら、彼の命も危ないわ。揺れるユーリアが下した決断は…!?
派手な衣装を着てイベント会場で販売員として働くマーサは、実業家サイモンに娼婦だと蔑まれた。なんてこと! マーサは彼にシャンパンをぶちまけた。それなのに食事に誘われ、ふたりは思いがけず急接近。けれど楽しい日々は彼の帰国により一方的に終止符が打たれた。そして3年後、モデルとなったマーサの前に再びサイモンが現れた。突然の再会に驚くが、以前と変わらない魅力をたたえる彼に心が騒ぐ。もう彼みたいな男性に振り回されないと決めたのに…。
春から大学の水谷悠季は、ある日、同級生の彼氏・カッちゃんの子どもを授かったことを知る。しかし、彼にその事を言えないまま、2人で卒業旅行に行くことになった。機を見て話そうと心乱れる悠季たちが訪れたのは、雪深い東北の古い宿で、今はオーナー天児がたったひとりで管理している宿らしい。その夜、悠季はとうとう妊娠を告げるが――?(32P)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー増刊 奇奇怪怪 Vol.3に収録されています。重複購入にご注意ください。)
今も昔も彼しかいないのに、裏切ったと言われ――ダックス。彼の姿を見るだけで心がざわめく。かつてジリアンが心から愛した人。「結婚してほしい」と囁かれたときは天にも昇る心地だった。なのに…「よくも裏切ってくれたな。君と弟が愛しあっていたなんて?」恐ろしい誤解の果てに、彼は家業も何もかもを捨てて去っていった。ふたりの結婚式の1週間前のことだった。あれから7年。ダックスの弟の葬儀で再会し、憎しみのこもった瞳でみつめられたジリアンは言葉をなくして彼の前に立ち竦むしかなかった。
占い師・仲村健史氏に漫画家がマジメに占ってもらう企画。今回は家族の悩みを抱えるロマンス漫画家・一重夕子が登場。自宅マンションの家相の視点から家族が幸せになる方法を占ってもらいます。(24p)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー Vol.18に収録されています。重複購入にご注意ください。)
ユーリアは不安に震えていた。ある日突然、王女だと知らされ、ヘレニア王国に来た彼女は、環境の変化に加え、政敵から結婚を迫られているのだ。そんな時、ずっと想い続けているトビーが来てくれることに。でもこの恋心を彼に気づかれてはダメ。私は妹のような存在でしかないのだから。だが彼は、到着後間もなくユーリアの唇を奪った! いったいどういうつもり!? それに花嫁候補として狙われる私に近づいたら、彼の命も危ないわ。揺れるユーリアが下した決断は…!?
この国を立て直すためならなんだってするわ。たとえどんな花婿が現れようと。ヘレニア王国の王女ジャズミンは、まだ見ぬ人と結婚を命じられ、悲壮な決意を抱いていた。相手は先日見つかった皇太子で、彼自身も自分が王家の一員だと知ったばかりだという。彼が到着した瞬間、ジャズミンはハンサムな彼に息をのむと同時に、動揺した。あんな鋭い目つきの荒々しい人と結婚しなければならないなんて! でも苦手なハイヒールにつまずいた私を支えてくれた手は温かくて…!?
オーディンションに落ち続けている新人女優マディソンのもとにやって来たのは今、ハリウッドで最も注目されている映画監督のギデオン。「スターになりたいか?」という彼の突然の申し出に驚きながらもマディソンは映画に出演することを決意する。ロケのために8か月間、島に隔離されるが、彼女は彼の出す課題を乗り越えて着実にスターへの階段を昇っていく。同時にギデオンのカリスマ性に心惹かれていくが、彼はある理由から決して女優とは恋をしない主義で…!?
夫と離婚し小さな農場で生計を立てながら子供を育てるディアドリーは、思いがけない再会に驚いた。3年前、夫の浮気に悩まされ地獄のような日々を送っていたとき、パーティーで優しく気遣ってくれたローナンだ。部屋を探しているという彼は、ディアドリーの農場の一室を間借りすることになった。知的でハンサムなローナンに惹かれてゆくディアドリー。離婚して以来、男性が怖くてたまらなかったのに…。ついに彼とキスしてしまうが、ローナンは正体を隠していて?
ウエディングドレスデザイナーのフラニーは、事業拡大のため大手広告代理店オーナーのジャックに仕事を依頼した。セクシーでハンサム、ひと目でプレイボーイとわかる魅力的な男性…なのはいいけれど、1か月連絡がないのはどういうこと? 業を煮やしてジャックの家を訪れたフラニーは、彼が赤ん坊を抱えて困っている場面に出くわした。事故で亡くなった兄夫婦の娘を引き取ったのだという。ほうっておけず赤ん坊の世話を手伝うフラーだが、数年前の悪夢を思い出して?
会社の金を横領した兄を助けるため、兄の会社社長、デイモンを訪ねた看護師のエマ。じつはエマには、7年前デイモンに求婚されたが、身分違いの恋だと泣く泣く身をひいた過去があった。彼は兄を助ける代償として、エラに残酷な要求を突きつけてきた――住み込みの看護師として盲目の愛娘の世話をしろというのだ。冷たく非情な態度のデイモンにエマは打ちのめされる。これは罰なのね…あなたの愛を踏みにじった私への…私はまだこんなにもあなたを愛しているのに!!
テリーゼは記者に紛れ、ある男が現れるのを待っていた。ライアン・ウェストモア。大物実業家であり、亡くなった妹の夫だ。妹はひどい夫に苦しめられていると助けを求めていた。死の責任は彼にあると確信し、復讐を決意。彼の弱みを握るため、教育係として働くことにした。けれど、妹が遺した子供たちに向ける彼の瞳は暖か。妻を死に追いやる男にはとても見えず、やさしい魅力にあふれていた。いけない! 憎むべき敵で、何より妹の夫…なのに私、彼に惹かれてるわ。
ステファニーは結婚式の前日、婚約者と自分の親友ノエルが駆け落ちしたことを知る。ショックを受け、仕事も辞めて故郷を離れた彼女はある日、ノエルの元婚約者クインと偶然出会う。仕事ために妻を必要としていた彼は、驚くべき提案をしてきた。「就職だと思って僕と結婚してくれ」と。迷った末、申し出を受けたステファニー。婚約者に去られた者同士の結婚生活に戸惑いながらも、思いがけない彼のやさしさに、麻痺していた心が解きほぐれていくのを感じて…!?
クリスマス・シーズンで賑わうロンドンの高級百貨店でアルバイト店員として働くキャシー。とびきりゴージャスな男性客にキャンドルを勧めると、彼は半ダースも買ってくれた。その上、ジャンカルロと名乗った彼に夕食を誘われた。慌てて断ったが、彼がキャンドルを忘れてしまったので、キャシーが届けることに。彼の家に向かうと、待っていたのはセクシーな彼とロマンティックなディナー。イギリスの田舎で育ったキャシーは夢見心地で酔いしれてしまうけど…!?
「エイミー、頼むよ」ヒューに頼まれ、エイミーの胸はざわついた。上司の妻につきまとわれて困っているので、秘書が留守の2週間、オフィスにいてほしいというのだ。しぶしぶひき受けたけれど、内心動揺しっぱなしだった。兄の親友のヒューのことはよく知っている。スポーツマンで頭脳明晰で、魅力にあふれた彼はいつもとびきりの美人をつれている。そんな彼と2週間も過ごすだなんて、つむじ風に突っ込むようなもの。彼への想いは絶対に知られないようにしないと…。
ウエイトレスのザラはパーティー会場にいた。けれど今夜は華やかなドレスを着て客としてまぎれこんでいる。というのも、親友エマが作ったこのドレスのデザインをデパート王のロシア人男性に売りこむためだ。近づく富豪の名はニコライ・コマロフ。彼を捜していたその時、ニコライ本人から声をかけられた。なんてハンサムなの…。ザラは本来の目的を忘れて彼の魅力に思わず息をのんだ。すると彼は氷のような瞳でザラをじっと見つめ、情熱的に唇を奪ってきて…!?