「3巻まではメロドラマだけど最終4巻でどんでん返しがある」とオススメしてもらったので読んでみました!なるほどダマされました!これは気持ちいいどんでん返しですね! 亡くなった高齢の父親からへんぴな海辺の民宿を継いだ主人公。元々は銀座で板前として腕を磨いていたので料理は問題なし。でも先代から働いていた中居さんも高齢で亡くなってしまった。いくら客が少ないとはいえ1人では対応しきれないということで住み込みで求人を募集したところ、とんでもない美人が応募してきたのです…! 3巻までの展開もメロドラマといえばそうだけど、こんな民宿に泊まりたいな〜と思えるようなエピソードばかりでした。伊豆にモデルになった魚が美味しい居酒屋さんがあるようなので一度行って見たいです。
シリアスかつユーモアもあって面白かった。 宙くんと工藤花ちゃんのコンビは抜群だな。 事件の結末がほぼ毎回、え、そうなの?!って終わり方で、(宙くん時々のツッコミが的確で、二人の掛け合いのテンポ感も絵越しに伝わって良かった。) この二人ずっと見ていたい気持ちになりました。 花さんの逞しさは当たり前にかっこいい。 警察ものはあまり読まないのですが、締める所と緩める所、物語にしっかりとメリハリがあり読みやすかったです。
サブカル女子ってイマイチ分からなかった私ですが、口コミや話題から1巻を読んで続きが気になり一気に7巻購入しました! 田舎から出てきた映画好きの女の子が都会を知るリアクションとか、私が一人暮らしをした頃を思い出しました。 サブカル的な?会話のテンポだったり、独特な雰囲気もあって他にはない作品だなって感じました! 学生も大人もはまる人はハマるお話!
ロウスクールのためにキャバ嬢をやっていたラッコちゃんが弁護士になって・・・弁護士というとエリートと思いがちだけどとっても苦労人な彼女。 内容的にも身近な相続のことや自己破産、認知やクーリングオフ等のおはなしが出てくる。 新米だけど情熱的で駆け引き上手な彼女、現実にいたら救われる人が増えそうだけどボランティアじゃないから難しいでしょうね。 ちょっと前の話だから法律変わってるとこもあるみたい
捜査の方法って色々あるんだなぁ。 捜査する人の性格や前職によって目の付け所が異なるってそりゃそうかぁって思うけど。 それにしても、加藤宙の教育係の工藤花の身体の能力凄さ!! そして、元交番勤務だった加藤宙は、本当に素直な優しい人。 人が亡くなっていた現場にいた猫を猫アレルギーにも関わらず、その人の娘さんの所に連れて行くなど人情味があり魅力的💓 この二人と、強行犯係のおじさま方が、それぞれの得意分野で活躍する様子が、今後楽しみ♬
最近は「アレンとドラン」がヒットしている麻生先生ですが、去年連載が始まって1話を読んで以来、単行本の刊行を楽しみにしていたタイトルです。 主人公の加藤宙(そら)巡査長は交番勤務から強行犯係に異動、工藤花巡査部長の指導の下、川崎を舞台に様々な事件と向き合っていく-というのが大筋ですが、随所に麻生先生らしさがちりばめられており、まだ1巻ですがこの凸凹コンビの物語が楽しみで仕方ありません。 相変わらず、麻生先生の描く女性は凛として美しいですし、主役の加藤君もらしいキャラでこれからも楽しみです(相変わらずおっさんも魅力的です)。 メロディでの連載というと、「そこをなんとか」を思い出したりもするのですが、今作も長く続いて欲しいなあと思いますし、映像化しても面白そうだなあと思ったりもしています(気の早い話だとは自覚しています)。しかし工藤さん、武蔵小杉とは良いとこ住んでるなあ。
タイトルを見てどんなお話なんだろうと思い読みました。 大正時代、盲目の遊女と小説家志望のダメンズが恋に落ちて、仕送りもなくなり、借金がかさむダメンズに盲目だからこそ音に敏感な遊女が賭博で一儲けするが、壺振りとグルだと疑いをかけられ、ボコボコに。 それを、空気で感じた遊女が自殺用に持っていた匕首で相手をグサリ。 そのお話を、小劇場の劇団がお芝居にする。 男と女は、何事も計算通りにいかないもどかしさが、あります。 付き合っても上手くいかないのは、分かっているけど、今の状態がふたりの距離感が一番いいのは分かっているけど、色々気になり気持ちがギスギスして、日常生活にも支障をきたすけど。 お互いに必要とされていることは分かっている。 男女は、別れがあるけど、今のままだど、長く一緒にいられる。 どちらが幸せなんでしょう? もう一つの作品『徒花』は、なんともいえない繊細な感情を淡々と描かれています。 自分の本当の気持ち、お世話になった恩、戻るべき場所、ときめき、揺れ動く感情、自分でも整理がつかない混沌とした心に、答えはすぐには見つかりません。そして、幸せとは何かを考えさせられます。
男子高で3年間を過ごした田舎者にとって、恋愛のある高校生活というのは手に入れられなかったファンタシーなのですが、この作品はキラキラと眩しく美しく輝いています。 言葉に関する部活と恋愛という縛りのもとで紡がれた短編集ですが、書道部と演劇部のお話は特に好きです(高校の書道部というととめはね、マイナーな作品だとラブレターなんかも思い出されます)。 1話完結のオムニバスで、1冊だけの単行本ですが、紡がれる言葉の美しさと、過ぎ去ってしまった「青春」と呼ばれる日々を思い出させてくれます(自分の青春は決して美しいものではありませんでしたが)。
第1話は盲目の遊女と小説家志望の青年の恋物語。第2話と第3話はその物語を演じる劇団員の演出家と主演女優が主役の話になります。表紙もこの「大正ロマンポルノ」がメインなんですが、もう一つの収録作「徒花(あだばな)」の方が自分は好きでした。新進気鋭の陶芸家の青年が美術商の娘に一目惚れする話です。娘が褒める作品は必ず売れる程の目利きでもあり、お互いの才能に惹かれあって結婚をしようとするのですが、娘には父親から離れられない理由があり、結局は青年を捨てて父親の元に戻ってしまいます。こっちの方がアブノーマル度が高いと思いました。
グッドアフタヌーンの創刊号を買って読んで、この作品との出会った幸運に感謝しました。 一話完結のオムニバス形式で描かれる、京都に住む職人の恋と仕事の物語。 恋に焦がれる年齢でも、そんな年ではないと思う大人でも、もし良ければ読んで欲しい。あなたの隣に誰かがいても居なくても、きっとこの物語に登場する職人達に何かしらの共感を抱くのではないかと思っています。 帯に書かれていたコピーも含めていとおしさを感じる、そんな美しい物語です。
「3巻まではメロドラマだけど最終4巻でどんでん返しがある」とオススメしてもらったので読んでみました!なるほどダマされました!これは気持ちいいどんでん返しですね! 亡くなった高齢の父親からへんぴな海辺の民宿を継いだ主人公。元々は銀座で板前として腕を磨いていたので料理は問題なし。でも先代から働いていた中居さんも高齢で亡くなってしまった。いくら客が少ないとはいえ1人では対応しきれないということで住み込みで求人を募集したところ、とんでもない美人が応募してきたのです…! 3巻までの展開もメロドラマといえばそうだけど、こんな民宿に泊まりたいな〜と思えるようなエピソードばかりでした。伊豆にモデルになった魚が美味しい居酒屋さんがあるようなので一度行って見たいです。