望月玲子先生の絵がとにかく美しい。幕間でNY旅行の思い出が写真付きで語られていて1989年のNYとか行きたすぎて羨ましくなった。30年以上前の作品なので、特定のジェンダーの描き方にやはり「ん?」と引っ掛かりを覚えるところもあったけど、それも含めて時代の空気が感じられるいい作品だった。 【追記】 3巻に入ってるあの三島由紀夫っぽい高校生の読切は、単行本収録時ですら作者が「珍品」と呼ぶレベルで今読むとさらに厳しく本編の余韻を見事に全部ぶち壊してくれた。ある意味必見。
※ネタバレを含むクチコミです。
タケコさんの『仕事』『夜遊び』『しーちゃんとの時間』の切り替えが 素敵! 寡黙で自分の世界観を大切にしているしーちゃんは、とても魅力的だけど、恋人にするとずっと落ち着かない気持ちになって、自分を失いそうになる予感。 でも、タケコさんが唯一、素直に可愛い女性になれる相手なので、貴重かも?
望月玲子先生の絵がとにかく美しい。幕間でNY旅行の思い出が写真付きで語られていて1989年のNYとか行きたすぎて羨ましくなった。30年以上前の作品なので、特定のジェンダーの描き方にやはり「ん?」と引っ掛かりを覚えるところもあったけど、それも含めて時代の空気が感じられるいい作品だった。 【追記】 3巻に入ってるあの三島由紀夫っぽい高校生の読切は、単行本収録時ですら作者が「珍品」と呼ぶレベルで今読むとさらに厳しく本編の余韻を見事に全部ぶち壊してくれた。ある意味必見。