学校内にこんなに可愛い子供たちがいたら、休み時間のたびに顔を見にいってしまう。いや、ベビーシッター部に入部しちゃうな。癒しだけでなく、学園ものらしく部活やテストはもちろん、恋愛話もあるのでちゃんと胸キュンもできます。
両親をなくした兄弟が、学園を運営する人のもとで育てられながら代わりに学校内のベビーシッター部でお兄さんが働くーーという話なのですが物語が進むにつれてどんどんいい人が増えて初期のつらい設定は薄れていきます。それよりも出てくる子供と高校生がかわいい。絵柄のキュートさも相まってどのエピソードも心がほわほわします。難しいことは考えたくない。とにかく疲れて、頭と目にかわいいものを補給したいときに読みましょう。
子供たちが非常にかわいらしく、読むと癒されます。幼い子たちだけでなく、高校生たちもピュアでキュンキュンします。そして、それを支える大人たちがこれまた渋くてかっこいいです。短めの話が多いので、読みやすいです。
育ててくれたおばあちゃんが亡くなって、一人になってしまった桜のもとに母親違いのかっこいいお兄ちゃんたちが現れるという夢のようなストーリーです。イケメンのお兄ちゃんたちに溺愛されて羨ましい反面、桜がとってもかわいくて、いつも一生懸命なので応援してあげたくなってしまいます。
唯一の肉親の祖母を亡くしたばかりの中学生の桜は、突如現れた四人の「兄」と暮らすことに。実は血縁は無いけれど、幼い頃に離散させられた「家族」を取り戻す為、桜の元に集まった四人。しかし彼らの愛情は、はっきり言ってメンドクサイ! 桜の身に何かあると、学校だろうと何だろうと、桜の元に四人揃って現れるイケメン兄達。却って騒ぎを起こす彼らに、桜が冷たく「帰って!」と言い放つまでが様式美。 しかし、天涯孤独になったと思っていた桜は、兄達の愛情の深さを知り、寂しさを忘れて、いつしか兄達を大切に思うようになる。 ……と、ここで終われば平和だったのだが……。 幼少時の微かな温かい記憶のせいか、女装趣味の長男が、桜は何故か気になって仕方がない。 一方、長男の方も、桜の亡き母への片恋と、人一倍強い桜への思い入れが、次第に別の感情に変わっていく。 兄妹としての愛情を守るか、それとも禁断の感情を肯定してしまうか、そしてそんな気持ちを、他の兄弟達は許すのか……。 女装とオカマ言葉で「男」としての本心をはぐらかす長男と、「女」としての気持ちを誤魔化せない桜が、すれ違いながら前進したり後退したりする様は、切なさ全開100%! 泣いても笑っても涙が溢れる桜を、兄弟達と一緒におろおろと見守りたい! 少女漫画の細やかさと、北欧・東欧イラストレーションのテイストが混在する、時計野はり先生の作画は愛らしさに満ちている。そしてキャラの美顔が常に崩れない!
学校内にこんなに可愛い子供たちがいたら、休み時間のたびに顔を見にいってしまう。いや、ベビーシッター部に入部しちゃうな。癒しだけでなく、学園ものらしく部活やテストはもちろん、恋愛話もあるのでちゃんと胸キュンもできます。