幼い頃の事故によって、「物の壊れやすい線」が見える特殊な力を持った主人公・遠野志貴。彼はある日、偶然出会った少女を殺したいという衝動に駆られ、彼女をバラバラにしてしまう。しかし、翌日、殺したはずの彼女が志貴の前に現れる。その少女は吸血鬼のアルクェイドだと名乗り、人間を襲う他の吸血鬼を退治していると告げる。そして志貴に協力を求める。「私を殺した責任、ちゃんと取ってもらうんだから」と言って……。
世界を救った藤丸立香の前に現れた、新たなる特異点。歴史の歪みを修復するため、1999年新宿にレイシフトした藤丸は、「新宿のアーチャー」と名乗る1騎の英霊と出会う。悪が蔓延る街で断片の物語の幕が開く!
「空に水。水に空。月の空には砕け散った海がある」 遠い未来の地球と月を舞台に歌い上げられる極上のSFラブストーリー。当代きってのストーリーテラー、奈須きのこが描いた最も抒情詩的(リリカル)な一篇を、あの『真月譚月姫』の佐々木少年の手により満を持してコミカライズ。