昔、よく読んでいた作品。懐かしくて試し読みしてたら止まらなくなりました。主人公の明るさやひたむきさにどんどん引き込まれていきます。 絶対味覚のある百恵が作るおいしそうな料理に、こちらまでお腹がすいてきてしまいます。また主人公だけでなく、それぞれの人生模様も楽しめる作品だと思います。
デパートの布団売り場で売り上げトップで責任感も強く天職だと思っていた絹恵。 ところが、その手腕を買われて、デパートの花形でエリート集団の売り場である婦人服売り場に移動になってしまう。 そこで、自分の自信のなさや、体形、人格否定までされてしまい、落ち込むばかり。 売り場の人は、絹恵の接客についても否定的。 そこで、自分の考え方を変えて自立していく主人公の物語。 1話読了。
私が槇村さとる先生を知ったがこの作品でした。「女はクリスマスケーキ」「仕事はお茶汲み」が当たり前の時代に、短大生の女の子が洋食屋を存続させるためにシェフとしての道を歩みだす物語。熱さありときめきありシリアスありのエンパワメントの塊みたいな作品です。 主人公の百恵ちゃんは90年代のヒロインらしく(というか月野うさぎっぽく)お洒落が好きでやや考えの甘い可愛らしい女の子。しかも時代柄か実家が今から考えるとすご〜く裕福で「本当に美味しいものしか食べたことがない」という。 そんな子が働きつつ恋しつつ自分の脚で立って力強く生きるようになるまでが描かれていて、長期間に渡って主人公の成長を追う朝ドラ的な魅力があります。 裕福な家庭でのびのび育てられた素直な感性と品の良さ。愛嬌があって喜怒哀楽がハッキリしてて楽天的。技術も知識もまだまだひよっこだけど、「美味しいものだけを食べさせてもらった」という両親の愛情が百恵ちゃんに繊細な味覚をもたらし、その自分が持っている強みを生かしてシェフの道を歩んでいくところが素敵。 そして恋のお相手というのが今は街の洋食屋なんかで働いているストイックな凄腕シェフ・織田。実は子供の頃レストランに置き去りにされたという悲劇を背負っていて、「美形・硬派・悲劇」と女子が好きになる要素しかないすごい男。 ストーリーもさることながら、とにかくコマ割りが素晴らしくて繊細かつ立体的な紙面構成が美しく初めて読んだ時は圧倒されました…! 百恵ちゃんの服装も時代を反映したファッションでものすごくかわいい!! 紙で大事に持ってる作品の1つで元気が欲しいときに読んでます。 同じく槇村先生のReal Clothesは今度は2000年代を生きる働く女性のお話でこちらも大好き。合わせて読むと時代の変化も感じられるのでおすすめです。 ▼槇村さとる『おいしい関係』1巻より
女性マネージャーが主役の芸能界の話。キャバクラで働いていた女の子「ルカ」にスターになる才能を見出したが、恵まれない生い立ちのルカは芸能界の闇に自らハマっていってしまう…。ラストで最大のスキャンダルが漏れそうになるんですが、信頼していたルカに裏切られたことにショックを受けながらも、大切なタレントを守り通そうとする主人公がカッコよかったです。ルカの華やかさと危うさが両方ある感じもスターらしくて、読んでいてドキドキハラハラして楽しかったです。
雪の成長物語。 少女から大人へ変わっていく時、オリンピックを目指している環境の人たちは、普通の人より精神的にも肉体的にも大変。 そんな時に、怪我なんてしようものなら私だったら心折れまくりで再起不能になりそう。 それでも、目指すものがあるって強くなれる。 周りのイケメン男子も成長して今後、雪の人生にどう絡んでくるのかも楽しみ♪
アラサーバリキャリ女子のあるあるだなぁと理解しやすかったです!漫画特有のキャラだったもう1人のみどりちゃんが自分に正直でまっすぐで素敵キャラだった!
大手百貨店でふとん売り場から婦人服の売り場に配置換えされた絹恵の奮闘を描いた作品です。前から思っていましたが、服の販売員て本当に大変そうな仕事ですよね。特に百貨店や大手デパートって制約がすごそうで、とても好きなだけで働ける場所ではないなぁと。なので、舞台裏を少し覗けた感じがしてとても興味深かったです。最近はどんなお店でも「見守り接客」が認められてきた感じがありますが、高級デパートやブティック等、良いところでは昔からこのスタイルの接客だったのではないかなと思ってしまいました。 服に興味がなくても十分楽しめる漫画ですが、服好きな人はより楽しめますし、少し豆知識がつきます。
昔、よく読んでいた作品。懐かしくて試し読みしてたら止まらなくなりました。主人公の明るさやひたむきさにどんどん引き込まれていきます。 絶対味覚のある百恵が作るおいしそうな料理に、こちらまでお腹がすいてきてしまいます。また主人公だけでなく、それぞれの人生模様も楽しめる作品だと思います。