よくできた話だなーって思うけど、決して現実的ではないということ。でもそれがいい。失恋したヤケでパリの名店に飛び込んで、いきなり修業させてもらえて、しかもそこの御曹司を連れて帰国するなんてもうマンガすぎ。 世の中、こんなに賢くて自分と向き合える人ばかりじゃないよなぁ。たとえばサエコさん。あれが無自覚でずるい女の人だったらそこら中にいそうだけど、自分のことを理解したうえであれだけの努力をしてるんだったらかっこいいし、むしろ尊敬する。そこに気づいて彼女から学び成長した薫子さんも、なかなか真似できない。嫉妬から離れて冷静になるのは案外難しいよね。 そういう人たちを間近にリアルに感じられて、感情移入できちゃうのがうまいところなんだろうなぁと思う。 たくさん学ばせてもらった物語。私も言葉を尽くして人と関わっていきたいし、何より自分とちゃんと向き合っていきたいと思った。
少し前に映画化されていて、その前からタイトルだけ知っていてずっと気になっていたまま読めずにいたんですが…良いですね…。最初キスだけだったはずなのに描写がえっちでたまらん。 今ヶ瀬と恭一の2人が纏う雰囲気が何とも言えず尊い。こういうの好き。今ヶ瀬くんの愛が深くてしんどい。泣きそう。本当の恋、運命の人…色々考えさせられる。
一途な爽太くんと天真爛漫、可愛すぎるサエコさん。薫子さんの切ない思いはビターチョコのようです。読んでいるとスーパーに並んでいるチョコレートではなくパティシエの作るチョコレートが無性に食べたくなります。バレンタインが近くなると思い出して読みたくなる漫画です。
ソータにとって一生可愛いすぎるサエコ。 ソータは一生サエコに振り回され続けて、一生大好きなんだろうなwって思います! 冷静に考えて諦めた方が良い、次に行って別の人と幸せになれるのに、自分にとって一番のツボにドはまりすると沼から抜けられず一生好きな感じ、共感できたw 結婚してようがどうなってようがツボの人は好きですねw サエコのために作り続けるチョコ、美味しいに違いなし!
漫画の設定がすごく面白くていっきに読み進めてしまいます。 脳内のキャラが個性的すぎて、現実世界での恋愛ストーリーが、なかなか入ってこないほど脳内での話がメインなところも、とにかく笑えます。 主人公はなんとも頼りない女の子なんですが、その脳内のキャラクター達がとっても愉快です。 確かに色んな瞬間、タイミングの時って頭の中で色んな自分がいてグルグル考えちゃうなぁ。と思いながら読んでいました。
LGBTやバイセクシャルの言葉が一般的になりつつもまだハードルが高い事の方が多い。世間の目がどれだけ浅はかなものかと感じました。 男性同士の恋愛、BLの作品に触れると好きな気持ちに性別は関係ない。と思います。 自分の気持ちに素直になれない事情を抱えるほど、真っすぐで強い気持ちが育つ2人。幸せになる事への恐怖や止まらない気持ちなど、気持ちのコントロールがつかない程恋愛に頭がいっぱいになる姿がとても素敵なお話です。
大ヒットしてる時に読んだきりなんだけど、ヒロイン(?)の女が強烈な印象でよく憶えていますね。おとなしそうで控えめそうで…女友だちの少なそうな感じがよくいるタイプですねぇ…。チョコレートの季節になると読みたくなる漫画。
まだ性格がこじれてない今ヶ瀬可愛い。 上村さんのような女の子の存在が今ヶ瀬の心の支えになってくれたんだな、と嬉しい気持ちに。あそこでスパッと斉藤のことを切れた上村さん最高にかっこいいよ… 映画、最初は関心なかったけど主演のキャストとかいい感じだし見てみようかな
ノンケの男性がゲイに惚れられて「俺はゲイじゃないのに…」と戸惑いながらもわりとすんなり受け入れるというパターンの漫画はよく読みますが、これはその過程をこれでもかとじっくり描いてます。 それと女性キャラも普通のBL漫画よりもストーリーに深く関わってきます。 続編の俎上の鯉は二度跳ねるも読みましたが、読み終わったときには「やっと終わってくれた…」と安堵したほど最後まで2人の関係がどうなるかわからなかった。 映画化するみたいですが、この話を2時間程度にまとめるとなるとある程度端折られる部分もあるわけで、それは少しもったいないなと思います。それでも面白く作れていたら素晴らしいものになると思います。
一人の女性に執着するという行為はみっともないと言われがちだけど、それを糧にショコラティエとして成長できるのが、とてもいい。作中でも言われているように爽太君は「自分で作り上げたサエコさんが好き」、「失恋してるという状態を終わらせたくない」という、幸せにならない恋愛の典型みたな恋をしてるけど、そのことによって今の爽太君ができているところに、理屈ではない「本当に好きなんだなぁー」という愛を感じる。全9巻を通して「恋の終わり」がきれいに書かれている。
よくできた話だなーって思うけど、決して現実的ではないということ。でもそれがいい。失恋したヤケでパリの名店に飛び込んで、いきなり修業させてもらえて、しかもそこの御曹司を連れて帰国するなんてもうマンガすぎ。 世の中、こんなに賢くて自分と向き合える人ばかりじゃないよなぁ。たとえばサエコさん。あれが無自覚でずるい女の人だったらそこら中にいそうだけど、自分のことを理解したうえであれだけの努力をしてるんだったらかっこいいし、むしろ尊敬する。そこに気づいて彼女から学び成長した薫子さんも、なかなか真似できない。嫉妬から離れて冷静になるのは案外難しいよね。 そういう人たちを間近にリアルに感じられて、感情移入できちゃうのがうまいところなんだろうなぁと思う。 たくさん学ばせてもらった物語。私も言葉を尽くして人と関わっていきたいし、何より自分とちゃんと向き合っていきたいと思った。