さすが「まんがタイム」基本は4コマですが、起承転結が巧み。 しぞーかご当地マンガであるかのように始まったと思ったら盛大にアレがないコレがないここが酷いここがこんだけ遅れてる、と主人公のOL目線での静岡へのダメ出し。。。 と思いきや、東京から左遷された29歳江戸っ子サラリーマン目線での静岡おもしろ話や、ツッコまずにいられない良い塩梅の展開が本当によく出来ているなーと感心させられます。 別にこれ読んで静岡いってみたい!ってならないけど、静岡面白いなとは思うことでしょう。 川で3つに分かれてる(西部・中部・東部)とか、それぞれ取れる海産物が異なるとか全然知らない豆知識がイイ。
極度の面倒くさがりの露。料理の味付けは殆どめんつゆのみ!(笑)でも気持ちはわかる。だってほとんどの調味料が混ざっているから濃度調節でなんでも作れる。自分しか食べないから自分がいいなら問題ないって考え、学生の頃の自分に重なって面白かった。両手足で雑巾もって掃除・・露ちゃんさすがです
めんつゆこんなに使うことあるか? って最初思いましたが確かにめんつゆで代用できるもの多いし大体めんつゆで味つければ間違いない 主人公の脳内に現れる十越さんってキャラが良いですね 脳内で勝手に登場させてる! 私はめんつゆとアボガドの組み合わせが好きです
もしかして世界一役に立つお料理漫画なのでは? めんつゆ、冷凍食品、コンビニ食材などを駆使して簡単かつ美味しいレシピを教えてくれるのでとってもありがたいのです…! しかも漫画もちゃんと面白いから恐れ入りました。社長かわいい。 めんどくさがり屋だけど要領がよくてめんつゆレシピを教えてくれる面堂さんはもちろん、面堂さんの同僚たちもいいキャラクターしてます。 毎日丁寧なお料理を作る十越さん、肉と米とカロリーが大好きな保ヶ辺さん、お料理上手のフリを続ける面堂さんのお姉ちゃんなどなど……。 個性豊かなキャラクターが登場することにより、簡単な料理も丁寧な料理もコンビニご飯もいいよね!という全肯定感が素晴らしいんですよね。多様性!! めんつゆレシピもさることながら、冷凍ポテトの肉じゃがと刺身のツマでイカ大根に感動しました。その発想はなかった!
「地元から一度も出ずに結婚して子供がいる同級生」に対する冷たい描写が多くてはじめはちょっとビックリしました。 主人公・りん子のもの言いは地元が全然好きじゃない自分にとっては小気味よくもあり、でもその言葉の裏には仕事も結婚も東京でなにも成せなかったことへの負い目があってまさにUターン者の遠吠え……!だから愛せる。 楽しい静岡ローカルネタに、アラサーなら誰でも感じるような地元とキャリアと結婚への葛藤みたいなのが随所に入っててクセになります。 東京での仕事に疲れ地元静岡にUターンしてきたクソ真面目主人公・りん子と、東京から左遷されてきたゆる〜い男・雲春。恋愛至上主義で可愛いだけで人生渡ってる桐島。元モデルの卵・水馬。元超絶ブラック企業勤務のハッチ…。 濃いキャラたちが織りなす人間関係が面白い…! ハッチの目に光が戻る日は来るのだろうか…。 りん子の実家がスナックだと知った雲春が、りん子に「実家が水商売で驚いた?」と聞かれて「そんなことよりイルカ(の味噌煮)!」って言うとこ好きです。
「負け犬の遠吠え」という言葉からは あまりいい印象を受けない。 その点でこの「ローカル女子の遠吠え」という題名は 上手いネーミングだな、と思った。 「田舎女子の遠吠え」とか「静岡女子の遠吠え」では 田舎や静岡の人から怒られれそうだし。 とあるイチ・ローカル出身女子の話ですよ、と チョットだけネタ対象をぼかしたわけだが、 どうせ一読すれば「静岡かよ!」と ディスり対象は丸判りで、それで問題はないし。 (いや、静岡をディスって良いと言う意味ではないが) 逆に静岡ディスりをもっと前面に出すのであれば 「シゾーカ女子の遠吠え」でも良かったかなとも思うが(笑) 私は「ローカル女子の遠吠え」を読んで、 瀬戸口先生って都会と地方、東京と静岡の 比較感覚とかギャグセンスも含めてリアルだと思い、 眼の付け所とかバランスとかいいなあ、と思いました。 はい、私も静岡県出身です。 子供のころはゴールデン・ウィークは茶摘ばかりで ほとんど遊びになど行けませんでした。 GWに遊びに行けない不幸?とかその他とかで、 私も子供のころは、やはり田舎はメンドクサイ、 都会はいいだろうな、とは想ったりしたわけです。 しかし現実には都会は便利で娯楽も多いけれど お金と時間の両方に余裕があるならば楽しめる、 という面が大きい。 その点、田舎は収入や娯楽は少なくても、 適度に生活を成り立たせて暮らす余裕は確保しやすい。 なので静岡の特徴的なところを 「それが普通」と思えば苦にはならんし、 「そこが良い」と思えば楽しくもなるのですよね。 その辺について主人公の有野りん子さんは 東京生活で疲れて静岡に戻りながらも 東京全否定でも静岡全肯定でも、その真逆でもないスタンスで、 静岡の独特なところを、りん子さんの独特な思考回路で 実感して見つめなおして評価します。やや自虐的に。 その流れとか結論とかが面白すぎる(笑) 漫画ですし、りん子さんがそういうキャラだから 面白いのだからこの漫画はそれでいいしそれがいい。 リアルでは静岡に限らずそれぞれの地方のローカル民は 東京とか都会はいいなあと言いつつ、 地元の独自性を自虐ネタにして笑って生活している 人が多いんじゃないかと思いますけれどね。
めんつゆとポン酢があればもう人生勝ち組なので… 主人公がなんにでもめんつゆを使うのは面倒くさがり屋だからと言うのが最大の理由なんですが、適当に見えて、料理によって濃度やアレンジを的確にコントロールしているところからかなりのめんつゆ手練であることがわかります。 私も早くこうなりたい。
静岡にUターンしてきたバリバリ女子、都会生まれで静岡にやってきたアラサー男、色々なキャラで4コマ落ちするゆるい漫画です 静岡…すみません、ピンときません!のぞみ止まらないので! 正直駅に降り立ったことはないのでほとんど知らない土地ですね、、 「さわやか」のハンバーグは食べて見たいですね〜 作中でも出てきます 多分地元の人間なら静岡あるある 県外の人間なら、静岡ってそんな感じなんだ〜と思えることでしょう…
さすが「まんがタイム」基本は4コマですが、起承転結が巧み。 しぞーかご当地マンガであるかのように始まったと思ったら盛大にアレがないコレがないここが酷いここがこんだけ遅れてる、と主人公のOL目線での静岡へのダメ出し。。。 と思いきや、東京から左遷された29歳江戸っ子サラリーマン目線での静岡おもしろ話や、ツッコまずにいられない良い塩梅の展開が本当によく出来ているなーと感心させられます。 別にこれ読んで静岡いってみたい!ってならないけど、静岡面白いなとは思うことでしょう。 川で3つに分かれてる(西部・中部・東部)とか、それぞれ取れる海産物が異なるとか全然知らない豆知識がイイ。