2人ともかわいい。期待しかない。かつての敵だった人間とモンスターが共存生活。ドジなちびっこ吸血鬼かわいい〜
潔く百合百合しい作品だった。とてもかわいい。 先輩のダメさと後輩の才能、このバランスはずっと続けられたのではないのか。 完結してしまったのは寂しいが、とても良い百合姫作品でした。
日常ですぐにできる気分転換なんてレベルじゃなくて、かなりガチなエスケープしてるのが面白い! 〆切に追われる漫画家の後輩と無職で現実逃避のプロの先輩のお話。 追い込まれる後輩を救うべく、突然遠出したり携帯を封印したり。 むしろ現実逃避するしかない状態に追い込んでない?というレベルのエスケープ方法が次から次へと登場します。 一家に一台先輩欲しいな。養わなきゃいけないけど、一緒にいたら絶対楽しい。そして可愛い。 ひとりで現実逃避したら罪悪感が勝っちゃうかもしれない、でも2人なら開き直って楽しめちゃう。 勢いで生ハムの原木買って後悔しても、それすら楽しい思い出になりそうです。
人生に疲れた男が寿命を買い取ってくれるという謎のお店で手にしたのは、残りの人生の価値をもとに査定された30万円。手元に残した余命3ヶ月をミヤギという監視員の女性とともに過ごすことに。 世にも奇妙な物語のような設定と、終始漂う退廃的な雰囲気が特徴の作品です。「余命モノ」という言い方はよくないかもですが、あまりピンとこなかったジャンルだったのに、本作には完全に心奪われてしまいました…。 始めの頃は主人公クスノキの鬱々とした暗い性格や振る舞いを冷めた目で見てしまうかもしれませんが、3ヶ月という限られた人生の中で彼は徐々に変わっていきます。そのキッカケはやはり隣りにいるミヤギ。 ただ見守るだけだった彼女の存在が物語とクスノキの人生に少しずつ光を当て始めてからは、残りページを読み終わってしまうのがもったいないような切ない気持ちになります。作品の中に滞在してるのが心地いい感じというか。 私小説的な語り口で、どことなく閉じた世界観。人を選ぶような気はしますが、なにか行き詰まりを感じてる方に読んでほしいかも。ほんの少しかもしれませんが、読む前より前向きな気持ちになれるはずです。
漫画家の女性が無職の先輩(高校の。カワイイ)に唆され、話が盛り上がって、つい現実逃避に走ってしまうお話。現実逃避の思い切り方が極端で、とても気持ち良い!なる程こんな事出来るんだ〜と驚かされたり、ここまでやれば確かに逃避成功だわ……と、こちらまで晴れ晴れしたり。 ……のですが、余りにブッチ切り過ぎて、たまに仕事に支障をきたす事も。私はかつて締め切り仕事をしていたため、こんなにも綱渡り時々アウト!な彼女達の在り方は、ちょっと引く。私的な話をすれば、この作品を5年前に読んでいたら、あるいは受け入れられなかったかも知れません。それでも嫌な気分にならないのは、彼女達が深刻になっていないからだし、私もきっちりし過ぎる事に疑問を持つ様になったから。 この二人を見ていると、過度にキチンとすることが馬鹿馬鹿しくなる。時にはペラい人生観と気の合う連れ合いと共に、酒と旨いもので適当に楽しく生きればいいじゃない、と言われている気がして心が楽になります。 現実という重力の振り切り方を、教えてくれる作品です。かなり強引だけどね。
シアロアとゆう、正体を明かさないバンドに惹かれた人たちの短編で描かれるお話。(3巻はシアロア中心) このマンガ、引き込まれるなと思ったのは、実際のストーリーに対する音源があること。 読みながら、音楽も一緒に聴くと、さらに入り込んで読めるし、感情移入もしやすくて面白かった。(youtubeで見ました) そしてシアロアの二人は、かっこよくて美しい。 何回か読んで色んな視点で見てみたい作品です。
2人ともかわいい。期待しかない。かつての敵だった人間とモンスターが共存生活。ドジなちびっこ吸血鬼かわいい〜