“ハグルマ”と呼ばれる巨大メカを作ることのできる唯一の人間・コドは、青月国の王子。彼は、「非族」と呼ばれる異種族との戦で疲弊する民のため、復興のため、こもりきりでハグルマを作っていた。だがある日、ハグルマが実は「非族殺し」に使われていることを知ってしまう。そして「非族」とは、血の色が違うだけで実は「人間」だということも。コドvs自ら作ったハグルマ……悲しき戦が始まる!!
この世の春を謳歌する悪人達を狙って起きる連続殺人事件、通称「審判者事件」。人外の力が働いているとしか思えぬ事件を追う警察、そして謎の少年・象矢。果たして事件の真相は? そして憎悪にとらわれた少年・象矢の目的は? 己が心を漆黒に染め、己が身体を鮮血で彩る復讐の黙示録、開幕――――