森田季節スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です! きれいな黒髪の高階さん(無職)と付き合うことになった 魔王です。女勇者の母親と再婚したので、女勇者が義理の娘になりました。@comic 不遇の荷物持ち、最強賢者に至るフォロー
原作はいわゆるスローライフ物で、魔法学校の卒業間近に就職に困っていた主人公は、社会から3K(キモイ・キタナイ・キケン)と見下されている黒魔法業界で働くことになったが、採用された会社は待遇は一般的な企業に比べ高水準で福利厚生も滅茶苦茶充実した新3K(キレイ・カイテキ・カイホウテキ)を掲げる黒魔法業界でも屈指の超絶ホワイト企業で、女の子に囲まれ充実した仕事で自己肯定感も得られて超充実した生活を送っていく。 基本は漫画版もこの流れで、まぁご都合系のお話ではあるのだが、出てくるブラック企業や労働問題やら、みんなに嫌がられてても社会に必要不可欠な業種のモチーフが色々想像できるので凄い爽快感があり、別に女の子が居なくてもいいからこんな企業が欲しいと思えてたのだが、お色気シーンが漫画版はかなりパワーアップしていて、爽快感がさらに増している。 原作小説では仄めかされてこそいたが、略されていただけに嬉しい所だが、表紙を見ての通りに女キャラが非常にかわいい分、逆に労働問題部分の爽快感が目立たない可能性も有り、えっちさ故に人に勧めにくくなっていてコレも良し悪し。 とにかく就活や社会人生活にいろいろ苦労した人ほど沁みるあれこれを、主人公たちが解決していくのが非常に痛快、正直ご都合主義的なスピード解決だったりすることもあるが、現実では解決に時間がかかる上に結局解決しない事も多いだけに、爽快だしむしろそれでいいと思える。 えちえち度は明らかに漫画版の方が上で、これだけでも見応えは有るのだが、やはり仕事風景も含んでのこの作品。 願望充足的な部分は正直かなり強く感じるが、社会人生活の辛い現実に疲れた人はぜひ読んで癒されて欲しい。