青エクの作者がコミカライズしたじっとりホラー作品。営繕てあんまり聞き覚えないと思いますが知らない人は自分で調べてください。 そんな営繕屋ならではの怪談が読めますよ。
タイトルは知っていたものの未読で、青の一族が悪魔をやっつける話だと思っていた。 全然違った。 やるなということをやって、オオゴトにして、でもちゃんと手前にあるトラブルは一つずつ解決していっている主人公。 突然サタンの子だと言われ、青い炎が出せるようになったら、戸惑ってがむしゃらになってしまうものなのかもしれない。 でも主人公が気付いたばかりに、なんとか守ろうとしていた兄が好き勝手動いて、穏便に納める計画が台無しだったら、弟も戸惑うだろう。 30巻のうちの約1/3の進捗でも、最初と比べて弟が老けた気がする。15歳なのに。 言葉が足りない兄弟にはらはらするもよし、恋愛フラグクラッシャーのような女の子に癒やされるもよし、ほかにも露出率の高い師匠やら、友達との青春やら。 楽しい要素がたくさん詰まっていて、人気がある理由がよく分かる作品。おもしろいなあ。
こちらもコミカライズされていたとは。 第一話のタンスの話は、原作を読んだときに頭の中で描いていた光景がそのまま描写されていて、漫画を初めて見るのに「あぁ、このタンスだ」と思ってしまった。 加藤和恵先生、すごい。 怖い話6篇なのだけど、幽霊といわれるであろうものに対応する営繕屋・尾端の性格からか、苛烈には終わらない。穏やかに終わる。 「屍鬼」と違ってデフォルメされていないせいか、ファンタジー要素が薄いせいか、静かに怖さは募らせてくる。 擬音語で申し訳ないけど、ヒッというか、ヒュッというか、そんなかんじ。 ちなみに、原作「営繕かるかや怪異譚」は3巻まで出ているので、お話がいいなと思った方は原作も当たられてみてください!
学歴もない喧嘩ばかりの燐は、弟の雪男と育ての親である藤本獅郎と修道院で暮らしていた。 少しでもまともになろうと勧められた料亭の面接へ向かう燐。 そこで悪魔と出会ってしまう。 すんでのところで獅郎が到着し、祓魔師として悪魔を祓い燐を救う。 しかし、その時自分の父親だと名乗る悪魔サタンが獅郎に憑りついてしまう。 憑りつかれてもなお燐を助けようと抵抗した獅郎は死んでしまう。 何もできずにいた自分を悔やみ、サタンをぶん殴るという目標の為、燐は祓魔師になることを決意する。 まずは連載再開おめでとうございます。 アニメ始まる前には読んでたので、始まったのもう10年以上前かと思うとびびりますね。 アツいザ少年マンガ(と思っていたけどダークファンタジーというくくりらしい)。 絵がとても丁寧で綺麗で読みやすい。 アニメもすごく良かった。おすすめ。
※ネタバレを含むクチコミです。
もともと人気があるのは知っていて、絵柄も好みだったので読んでみました。人気があるだけありストーリーがとにかく良い。キャラもオリジナリティがあって、それぞれの行動原理も良い。読んでよかったです。
青エクの作者がコミカライズしたじっとりホラー作品。営繕てあんまり聞き覚えないと思いますが知らない人は自分で調べてください。 そんな営繕屋ならではの怪談が読めますよ。