第1回BKコミックスf令嬢小説コンテスト最優秀賞受賞作品・コミカライズ!幼い弟を養い、騎士として身を立てていたソフィアは、実家に連れ戻されて身代わりの花嫁を命じられる。相手は隣国の名門貴族・ジュリアス公爵で、実は吸血種。接見の場で刺客から彼をかばい瀕死の傷を負ったソフィアは、不思議な質問と共に彼の血を与えられ、目覚めると、人の身ではなくなっていた!?尊大で無敵の吸血種公爵と、彼の「寵妃」となったソフィアはかけがえのない二人になっていく。妖しくも凛々しい寵愛ロマンスファンタジー、ここに開幕。
騎士令嬢ソフィアは政略結婚の身代わりになるよう遠縁の侯爵令嬢に言い渡された。弟の身の安全のためやむなく隣国へと向かうが、相手のジュリアス公爵にはすぐに偽者と見破られる。その最中、公爵を狙う刺客に気づいたソフィアは身を挺して彼を守り瀕死の状態に陥るが、救われた公爵は彼女に対し奇妙な選択を迫るのだった。「選ぶがいい。安らかな死か、煉獄の生か」再び目覚めたソフィアは、吸血種公爵の眷属、その中でも特別な存在の「寵妃」となっていた――。騎士令嬢は、吸血公爵の溺愛を受け、自らと王国の運命を変えていく!