「愛の意味も知らぬまま、鬼と呼ばれるこの方に、今日嫁ぐ」不義の娘として産まれた藤原雪(ふじわらせつ)は、家族から虐げられる日々を送っていた。ある日雪の元へ、鬼のように怖いと噂される元軍人・柊宗一郎(ひいらぎそういちろう)との縁談が舞い込んでくる。「起きて働いて寝て…ただその繰り返し」と自分に言い聞かせながら、柊家に嫁ぐ雪だが、宗一郎は噂とは少し違った顔を持つ人で……? 結婚から恋がはじまる、大正×溺愛×シンデレララブストーリー!
★豪華描き下ろし漫画4Pとあとがき収録!★「愛の意味も知らぬまま、鬼と呼ばれるこの方に、今日嫁ぐ」不義の娘として産まれた藤原雪(ふじわらせつ)は、家族から虐げられる日々を送っていた。ある日雪の元へ、鬼のように怖いと噂される元軍人・柊宗一郎(ひいらぎそういちろう)との縁談が舞い込んでくる。「起きて働いて寝て…ただその繰り返し」と自分に言い聞かせながら、柊家に嫁ぐ雪だが、宗一郎は噂とは少し違った顔を持つ人で……? 結婚から恋がはじまる、大正×溺愛×シンデレララブストーリー!【本作品は「大正の花嫁~夫婦から恋をはじめます~」第1話~第5話を収録したものです】
有名ホテルの御曹司・凱。金も権力も手に入れた彼は、親の金で夜遊び三昧の日々を送っていた。あるパーティの帰り道、路上で酔いつぶれた凱は、貧乏高校生の山田に拾われる。見るからに地味で貧しい山田を見た凱は「金目当てで助けたのだろう」と大金を渡すが、山田はその金を突き返し…!?環境も価値観も正反対な二人は、ぶつかりながらも特別な感情を持ちはじめ――?わがままお金持ち×ピュアな貧乏高校生素直になれないラブバトル!イチャ甘単行本描き下ろし11P&電子限定描き下ろしマンガ1Pも収録。
過去に「コミック百合姫」に掲載された読切作品から、珠玉の12編を収録したアンソロジー。俊英たちによる胸焦がすストーリーをお届けします。【収録作品】[君とゆく、]嶋水えけ/[スノウトーク]純玲/[渚にて。]tsuke/[蔓日々草]さかなや/[わたしのこい]のちむゆ/[あの日の続きをしましょうか]もくはち/[ハイドアンドスイーツ]つつい/[桜日和のへたれなワンコ]辻柚那/[絵の具の匂いがした]柏木ツキコ/[お誕生日おめでとう。]さかさな/[ないしょの向日葵]篠ヒロフミ/[軽木さんと荒重さん]日野アラシ 【表紙イラスト】tsuke
百合姫本誌を買ってない人は、是非読んでみていただきたい読み切り短編集。2018年〜20年までの掲載作。物語の多様さに百合ジャンルの広がりが見て取れる一方、絵柄は「百合姫らしさ」を感じるものが多く、美しくて読みやすい一方、もっとバリエーションがあってもいいかな…と思うと、時々ちょっと異質な絵柄が登場したりして、全体として飽きが来ない。 —— 各作品の感想を、ツイッター漫画のタイトル風に+一言感想で。 ●君とゆく、(嶋水えけ先生) 己の空虚に絶望した少女がお嬢様に世界を教える百合/互いに足りないものを与え合い、支え合う関係性尊い。 ●スノウトーク(純玲先生) 失声の演劇部員が恋したお姉さんと発声練習する百合/声がよく通りそうな冬と、春の訪れによる変化が印象的。 ●渚にて。(tsuke先生) 海が好きな内気女子と唯一の友人が海に佇む百合/最後のシーンに向けて静かに穏やかに進む感じがたまらない。 ●蔓日々草(さかなや先生) 友人の結婚式のドレスを選びながら友人を手放す百合/愛とか恋とかじゃない関係性でもこんなに尊い。泣けるわぁ… ●わたしのこい(のちむゆ先生) 幼馴染の気を引きたくて市販薬で体調悪くなる百合/執着が昏くて重い、そして切ない。薬を悪用している感じが昏さを増す。 ●あの日の続きをしましょうか(もくはち先生) 私に恋する女子高生の情報に聞き覚えがある百合/十数年後に突きつけられる恋と間違い。どんな感情も間違いということはない。 ●ハイドアンドスイーツ(つつい先生) 恋に恋する女の子が現実の恋の怖さを知る百合/それに気づけたこと、教えてくれる存在の大切さ。最後ほっとした。 ●桜日和のへたれなワンコ(辻柚那先生) 姉が担任になったら親友が姉に惚れたかも百合/これは短編にするのが勿体無いかも。姉と妹、親友との過去が見たい。 ●絵の具の匂いがした(柏木ツキコ先生) 絵のモデルをするうち変な先輩に惹かれる百合/自分の無い人が、独特で強い意志を持つ人に惹かれる話は、先を読みたくなる。 ●お誕生日おめでとう。(さかさな先生) そっくりな親友が同じでいたいのに変わっていく百合/思春期の頃の親密さの、距離感の複雑さと切実さに心を揺さぶられる。 ●ないしょの向日葵(篠ヒロフミ先生) 恋人に真面目に進路を考えろと叱られる百合/好きな人の眼差しに触れて変わろうとする成長譚尊すぎる…真剣さは人それぞれ。 ●軽木さんと荒重さん(日野アラシ先生) 軽薄女子と想いが重い女子が恋愛話する百合/全く価値観の異なる者同士が互いにツッコミ合うトークがたまらなく笑える。
百合姫本誌を買ってない人は、是非読んでみていただきたい読み切り短編集。2018年〜20年までの掲載作。物語の多様さに百合ジャンルの広がりが見て取れる一方、絵柄は「百合姫らしさ」を感じるものが多く、美しくて読みやすい一方、もっとバリエーションがあってもいいかな…と思うと、時々ちょっと異質な絵柄が登場したりして、全体として飽きが来ない。 —— 各作品の感想を、ツイッター漫画のタイトル風に+一言感想で。 ●君とゆく、(嶋水えけ先生) 己の空虚に絶望した少女がお嬢様に世界を教える百合/互いに足りないものを与え合い、支え合う関係性尊い。 ●スノウトーク(純玲先生) 失声の演劇部員が恋したお姉さんと発声練習する百合/声がよく通りそうな冬と、春の訪れによる変化が印象的。 ●渚にて。(tsuke先生) 海が好きな内気女子と唯一の友人が海に佇む百合/最後のシーンに向けて静かに穏やかに進む感じがたまらない。 ●蔓日々草(さかなや先生) 友人の結婚式のドレスを選びながら友人を手放す百合/愛とか恋とかじゃない関係性でもこんなに尊い。泣けるわぁ… ●わたしのこい(のちむゆ先生) 幼馴染の気を引きたくて市販薬で体調悪くなる百合/執着が昏くて重い、そして切ない。薬を悪用している感じが昏さを増す。 ●あの日の続きをしましょうか(もくはち先生) 私に恋する女子高生の情報に聞き覚えがある百合/十数年後に突きつけられる恋と間違い。どんな感情も間違いということはない。 ●ハイドアンドスイーツ(つつい先生) 恋に恋する女の子が現実の恋の怖さを知る百合/それに気づけたこと、教えてくれる存在の大切さ。最後ほっとした。 ●桜日和のへたれなワンコ(辻柚那先生) 姉が担任になったら親友が姉に惚れたかも百合/これは短編にするのが勿体無いかも。姉と妹、親友との過去が見たい。 ●絵の具の匂いがした(柏木ツキコ先生) 絵のモデルをするうち変な先輩に惹かれる百合/自分の無い人が、独特で強い意志を持つ人に惹かれる話は、先を読みたくなる。 ●お誕生日おめでとう。(さかさな先生) そっくりな親友が同じでいたいのに変わっていく百合/思春期の頃の親密さの、距離感の複雑さと切実さに心を揺さぶられる。 ●ないしょの向日葵(篠ヒロフミ先生) 恋人に真面目に進路を考えろと叱られる百合/好きな人の眼差しに触れて変わろうとする成長譚尊すぎる…真剣さは人それぞれ。 ●軽木さんと荒重さん(日野アラシ先生) 軽薄女子と想いが重い女子が恋愛話する百合/全く価値観の異なる者同士が互いにツッコミ合うトークがたまらなく笑える。