「ある条件付きで死体をキレイにこの世から消し去ってくれるらしいわ」現在、まことしやかに囁かれている都市伝説の少女。彼女に依頼すれば、死体の処理に困ることはない――とは言え、そんな世界とは無縁な女子中学生たちにとっては、単なる娯楽の世間話に過ぎない。ところが、そんな話にドキリとする少女がひとり。名前は大空茜。クッキング部に所属する中学3年生。茜は眉唾な世間話を聞きながら「本当だったら…」と思うのだった。彼女には殺したくて仕方ない同級生がいるからだ。毎日のように脅され、お金をむしり取られて、きっとこのままだと卒業後も怯えて暮らすことになる―…それならいっそ…と心身ともに追い詰められた茜によって、事態は急転して!? ※ERASE 都市伝説死体消去少女【単話】第1話~第3話まで収録しております。
「そこね…昔、戦争でたくさんの人が死んだ場所で…」好奇心から始めた肝試しが身の毛もよだつ恐怖を呼び込んでしまう…!?私・浅沼典子は平凡な20歳の大学生。夏休みに入り、神奈川に住んでいる友達の家に遊びに行ったことで、『ソレ』は起きてしまった――友達の住んでいるアパートから1キロほどの公衆電話。戦場の中心地の上に建てられた…という噂もあり、心霊スポットになっているらしく、何気のない世間話の流れで肝試しを行うことになっちゃって――瘴気すら漂うような異様な雰囲気の公衆電話で、次々と巻き起こる異変に、私たちは人生すら狂わせていってしまうのです…
「ある条件付きで死体をキレイにこの世から消し去ってくれるらしいわ」現在、まことしやかに囁かれている都市伝説の少女。彼女に依頼すれば、死体の処理に困ることはない――とは言え、そんな世界とは無縁な女子中学生たちにとっては、単なる娯楽の世間話に過ぎない。ところが、そんな話にドキリとする少女がひとり。名前は大空茜。クッキング部に所属する中学3年生。茜は眉唾な世間話を聞きながら「本当だったら…」と思うのだった。彼女には殺したくて仕方ない同級生がいるからだ。毎日のように脅され、お金をむしり取られて、きっとこのままだと卒業後も怯えて暮らすことになる―…それならいっそ…と心身ともに追い詰められた茜によって、事態は急転して!?