こんなふうに、まわりの大人がみんな優しい世界だったらいいな。イイダユウくんの将来が楽しみだ。
なぜか感動して涙が出て2回読み直しました。応援したい主人公です。
25歳が描いたとは思えない渋いヒューマンドラマでした。若年性アルツハイマーになってしまった父親。お気に入りの煙草を吸っている時だけは意識が正常になりあの頃の父親に戻るんだけど、その銘柄が廃盤になってしまったので残り2箱しかない。大事に吸わせなければならないと思っていたところに母親がガンで倒れてしまう。最後のお別れの為に煙草を吸わせようとするが…。煙突を大きな煙草に見立てたシーンが詩的で印象に残りました。このままビッグコミックで渋めの人情もの路線で描かれるんだろうか。なんにせよ次回作が楽しみな新人さんです。
こんなふうに、まわりの大人がみんな優しい世界だったらいいな。イイダユウくんの将来が楽しみだ。