僕の「好き」は人よりいつも少し長い。―だから最後はいつだって、ひとりぼっちだ。‥‥いつも取り残されがちな愛情深い中年男が、末永い幸せを手に入れるまでのお話。
生き辛さを抱える二人が頑張って幸せを目指すお話。中学時代に自分を救った「先輩」に、大人になり再会した泪(るい)。長年の恋心をぶつけるべく奮闘するが、先輩はどこか暗鬱とした人生を過ごしていた。「俺は先輩を幸せにしたい!」