女子高生活、漫画でリアルに…熊谷女子高出身・清水幸さんwww.yomiuri.co.jp【読売新聞】 埼玉の架空の県立女子高校を舞台にした漫画「 兎山 ( うさやま ) 女子高校2年1組!!」をご存じだろうか。男性の担任教諭を主人公に、女子高校生たちの日常を描いたコメディーで、7月に単行本第1巻が発売された。作者は、県
女子校の教師生活6年目、想像以上に面白い。職員室では浮いてるが教室では人気者! 講談社 今日のおすすめnews.kodansha.co.jp倫理教師・水戸耕平は、埼玉県立兎山女子高校2年1組の担任。のびのび過ごす生徒たちとの毎日は、苦労も多いけど……学校って意外に面白い―――?
2023年も気付けば折り返していますが、卯年に読みたい作品がまたひとつ登場しました。 今の『週刊少年マガジン』はとにかくラブコメ激戦区なのですが、その中で一際異彩を放っているのがこの作品です。 女子校が舞台といえばお嬢様高校かそうでないかで分かれますが、本作は後者。気取らず飾らず等身大の女子高生たち、そして彼女たちの担任である倫理教師の水戸耕平(31)を中心として、ゆるく楽しく姦しい日常を過ごしていく姿がコミカルに描かれます。 私は、耕平に密かに好意を寄せる生徒・牧田が特に好きです。かわいかったり、少し暴走したりする牧田の言動は程よくラブがコメっていて良いです。それに対して、耕平がとてもフラットな反応なのもまた良い味が出ています。 ただ、特に何も事件が起きていなくても日常の掛け合いだけで面白いのが才能を感じさせます。生徒も教師も個性豊かなキャラクターたちが入り乱れ、10代のころを思い出す仄かなノスタルジーと、たっぷり入った笑いが心地良く毎回楽しみな作品です。 筆者自身が女子校出身で、しかもまだ10代ということでフレッシュな記憶や体験を元に描かれているという部分も大きいのかもしれません。個性的なキャラクターたちにはモデルがいそうです。 『あずまんが大王』から『女の園の星』まで、女子高生たちの若いエネルギーが生み出す笑いが好きな方にお薦めです。