●登場人物/田村友子(北大宮高校1年F組)、佐々木孝文(愛称:マモル君/友子のクラスメイト)、中田美貴子(「美貴子の場合」の主人公)、富永明美(「明美の場合」の主人公) ●あらすじ/明日は北大宮高校の入学式。友達が一新するこの機会に、明るくて活発で、かわいらしく、モテモテで、賢くて…… ぶわ~っと目立つ女になってやるっ!! と意気込み自己紹介の予行演習を行なう友子。キョンキョン風、俵万智+ナブラチロワを2で割った女風、吉田戦車風、中崎タツヤ風…… いろんな女風を試してみたが、結局モノマネで挑むことを決心する。そして、当日…… (「友子の夜明け」)。 ▼明日は定期テスト。全くテスト勉強に手を付けていなかった友子は、その夜テスト範囲を確認し、その量に愕然とする。しかし、悩んでいても進まない。とにかく勉強を始めようとするが……(「友子の長い夜」)。 ▼遅刻をしてしまったある日の朝、友子が教室に入るとクラス全員の姿が見えなかった。全校生徒が集まる朝礼の日だったのだ。どうにかして人に気付かれずに朝礼の列に紛れ込めないものか、と知恵を絞るが、どうもいい案が浮かばない。そこで、友子は「まさか朝礼の遅刻をのがれるために、こんなことまでする訳がないだろう」と皆に思わせるくらいの大きなウソを考えてみることにした(「友子の長い朝」)。 ●本巻の特徴/友子が北大宮高校に入学し、クラスメイトのマモルと聖夜をおごそかに(?)迎えるまでの出来事を、途中小6時代の友子の物語をはさみながらオムニバス形式で描いている。巻末には番外編の「美貴子の場合」「明美の場合」が収録されている(「美奈子の場合」は、表紙のみ他と同様に自己紹介風に作られた作者のあと書き)。 ●その他の登場人物/友子の母、かよこ(友子のクラスメイト)、由美(友子のクラスメイト)、関谷(保健体育の先生/「友子の長い朝」「友子の夏場<前・後編>」)、森山(友子のクラス担任/「友子の長い朝」)、花井由香里(「友子の調べ♪」)

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▼第1話/まちこ近日デビュー!?▼第2話/まちこ自分をさがす▼第3話/まちこキラキラしたいの▼第4話/オーディションって何?▼第5話/カギはれい子か…▼第6話/プロのフィールド…▼第7話/西園寺先生登場!▼第8話/家族そして家族▼第9話/西園寺ファミリーの危機▼第10話/変拍子のニューフェイス▼第11話/“使える”俳優だからよ●主な登場人物/花田まちこ(地方在住の女子高生。“天然”な魅力が武器)、伊東れいこ(トップアイドル。徹底したプロ意識の持ち主)、柘植正彦(伊東れいこのマネージャー) ●あらすじ /花田まちこは地方の高校に通う女の子。今日は遠足で村民の森に来ている。班長としてフエを片手に張りきるまちこ。そこに、トップアイドルの伊東れい子が地方ロケのため訪れているといううわさが入った。まちこは全く無関心だったが、売店でれい子とばったり出くわしてしまい…!(第1話)▼高校をあっさり退学し、れい子のマネージャー・柘植の名刺だけを頼りに単身上京するまちこ。ところがその柘植は、大御所俳優とれい子とのトラブルを避けようとして自ら犠牲になり、芸能界から追放されてしまった!(第3話) ●その他の登場人物/富永ユカ(オーディションに合格し、伊東れい子の妹役として芸能界にデビューした新人。清純そうな外見に反し、根はかなりしたたか)、西園寺君子(お茶の間ドラマ専門の大物脚本家。まちこの素質を見出し、弟子として引き取る)

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