全国を旅してフリー雀荘で麻雀を打つ漫画家の話。各県で1回必ずトップをとるという旅打ちは成功するか?漫画家は麻雀素人。点数計算もあやしい。一発目の神奈川県ではまわりの打牌のスピードについていけず目がまわる。だがそれでも運だけでトップ。続いて静岡県。せっかくなら鰻を食いたい。勝って鰻を食いたい。だが、ここは雀荘がなかなか見つからず早くも暗雲立ち込める。果たして全県制覇なるか?★単行本カバー下画像収録★
全国各地の雀荘で各県で1回はトップを取ることを課された男の物語。旅とメシと汗と涙の麻雀放浪記。ある時はライオンと遭遇し、ある時はしたたかに酩酊し、またある時はクジラに飲まれる、そして男はついに麻雀の神様に遭逢する。果たして男は神の恵みを受け取ることができるのだろうか? 第2巻では長野・山梨・群馬・埼玉・栃木・千葉・京都・滋賀・徳島県(前編) 特別編にzeRo@MAXBETを講師に迎えた麻雀教室編。15話収録! 各県、読み切り形式。どの話からでもお読みいただけます。
※2話まで読んだ時点での感想です 麻雀のシーンは本人の感情が沸々と伝わってきて麻雀してる人は麻雀行きたくなりますね。 旅の方に関しては、薄いと感じるのが正直な感想です。 1話で1県抑えるとなると、どうしても仕方ないのかもしれません。 逆に、これから先作者が上手になってきたら、早めにTOPを取って一緒にご飯行くシーンが増えるのでしょうか。 テラガミ、もっと上手くなれ・・・!笑笑
「日本全国の各フリー雀荘を周り、1着を取るまでその都道府県を出ることができない」 というルールの下で行われる麻雀旅マンガです。 麻雀部分と、全国各地の観光部分が良い感じで調和していて、麻雀マンガとしてもロードムービー的にも楽しめます。 麻雀は地方や雀荘によってローカルルールが全然違うので、3pが赤ドラになったり三人麻雀で北を抜き切ったらカンドラが増えるなど、各地の特殊なルールも知れて面白いです。 そんなことをするくらいなので作者はものすごく麻雀が強い人なのか? といえばそんなこともなく、符計算が怪しかったり山を崩してしまったりと、上級者ではまずないゆるさで闘牌描写も行われていきます。ただ、そのレベル感がこうしてマンガとして読む分にはドラマチックで面白く、応援したくもなります。 明日にはもう隣県の宿を押さえてしまっているのに、なかなか1着を取れなくて和了できない……。延泊や資産管理のプレッシャーの中でヒリつきながら、熱い逆転が起きた時てミッションを達成した瞬間には爽快感もあります。 しかも、この企画は編集部が予算を出しているわけではなくすべて自腹のようで。負けてしまうと、鰻や牡蠣など全国各地の美味しいものを食べるお金すら失われてしまうのです。 安宿でモバイル機器でネームを描き下書きをしペン入れをしながら、合間に観光名所やグルメ、お風呂などを訪れるパートは旅をしている気分になれて楽しいです。 また、やはり何よりも一番面白いのは人間。全国の雀荘には地方色もありながら、面白いおっちゃんや厳ついお兄ちゃんなど濃い人物が多数登場します。麻雀が対人コミュニケーションゲームであるというのがよく出ています。変な人に困惑する一方で、時には人の優しさに触れる旅情が良いです。 片山まさゆき先生と繋がりを持ったり、奈良や島根県松江で麻雀を打ったりしたところは麻雀マンガ好きとして「おっ」と思ったところ。 本の値段は高めに設定されており、その事情があとがきでも「『HUNTER×HUNTER』買いながらラーメン食えるぞ」と触れられているのですが、旅好き・麻雀好きの方にはお薦めです。
※2話まで読んだ時点での感想です 麻雀のシーンは本人の感情が沸々と伝わってきて麻雀してる人は麻雀行きたくなりますね。 旅の方に関しては、薄いと感じるのが正直な感想です。 1話で1県抑えるとなると、どうしても仕方ないのかもしれません。 逆に、これから先作者が上手になってきたら、早めにTOPを取って一緒にご飯行くシーンが増えるのでしょうか。 テラガミ、もっと上手くなれ・・・!笑笑