神様からもらったチート能力「占い」を使い、異世界で占い屋を営んでいる転生者エマ。そんな彼女の元に、領主から「息子であるヴィンセントの運命の相手を見つけてほしい」という依頼が届く。多額の成功報酬もあり、意気込んで占いをするエマだが、なぜか失敗してしまう。これまで百発百中の精度を誇っていたこともあり落ち込むエマだったが、ひょんなことからヴィンセントの腕に黒い痣があることを見通してしまい……。※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、犯罪行為及び刑罰・法令に抵触する行為を容認・推奨するものではありません。一部過激な表現が含まれる場合がありますので、あらかじめご了承の上、お読みください。
「神様、仏様、お星さま……私とこの男の関係が恋になることなんて、今後あるんでしょうか」社会人3年目の枡川(ますかわ)ちひろは、同期の瀬尾 央(せお なかば)と入社以来ずっと“仲の良い同期”の関係。毎日のように二人で飲みに行くものの、決まって23時前に解散する清い関係に、内心あせりを感じていたちひろ。「このままじゃ横から他の女にかっさらわれる!」と友人に言われたことをきっかけに、瀬尾との距離を縮めることを決意するが、結局、いつものように飲んだだけで終わってしまった。だが、解散間際、瀬尾が急に引き留めてきて――初めて越えた「23時の壁」で二人の関係はどう変わるのか!?恋に臆病な大人同士の、王道「じれじれ」両片想いラブストーリー。